日米金利差とドル円

あけましておめでとうございます!
新年からFXコラムを担当する矢口新です。

2014年は午年。私は6月に還暦を迎える。皆さんと共に、飛躍の年にしたいものだ。

「みんなの株式」では、すでにコラムを続けている。
みんかぶマガジン:矢口新のコラム

こちらのFXコラムの方では、ぐっと短く、できるだけ簡潔にまとめるようにしたい。その代わり、週に2、3回のペースで更新する。

また、上のコラムと重複しないようにしながらも、掘り下げたいところは参照して貰う形で引用したいので、長いコラムが嫌いでない方々は、その都度ご覧頂きたい。

例えば、上記のコラム「大きな政府の大きな政策」では、「日本政府による異次元緩和や『貯蓄から投資へ』の誘導政策は、さらなる円安・株高につながる可能性が高い」と書いた。

しかし、株高予測の理由ついては上記のコラムを参照して貰えば分かるが、円安については触れていない。

参照:http://money.minkabu.jp/42833

為替レートがどういった要因や要素で動くのかは、このコラムで追々述べていくが、単一で最も大きな影響を与えるものは日米金利差だ。
プロのファンドマネージャーやアナリストの中には、ある一定期間同じような動きを見せると、極端に言えば、日米人の平均体重差とドル円レートには相関性があるなどと、全く関連性がないと思われるようなものでも探し出す連中がいる。

しかし、それではおまじないのようなもので、一時期は妥当でも再現性が期待できない。
日米金利差とドル円レートの相関性については、それなりに筋の通った理屈付けが可能だ。
そういったことも、追々述べていく。

下のチャートで分かるように、ドル円レートはある時期までは、日米2年国債の利回り較差と相関性が高く、ここのところは日米10年国債利回り較差との相関性が高い。

ここで、米国が量的緩和の縮小を継続し、日本が異次元緩和をこのままで続けると、日米長期金利差はこのまま拡大基調でいる可能性が高い。
つまり、円安基調が続くとの見方が成り立つようになる。

矢口さんチャート

矢口 新

矢口 新

大学卒業後、国内外の大手証券会社にて為替、債券のディーラー、機関投資家セールスを勤めた後、株式会社ディーラーズ・ウェブを創業(2002年5月~2013年5月)。2013年4月まで同社代表取締役社長。