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115円はやはり利益確定が優勢へ

【著者】

束の間の115円

本日の東京市場は大波乱でした!昨晩は114円半ばで強烈な買い意欲を見せられた為、115円への土台固めができていたのでしょう。東京市場が始まると、火、水曜日同様に本邦実需勢がドル円を買っており、さらにはGPIFの買いの噂まで出回っておりました。最初の115円トライは115.02円を付けた瞬間に反落。このあたりは114円のファーストトライでも同様でしたので、今後大台を越えていく時には覚えて置いた方が良さそうです。
多くの個人投資家さんは「こんなにも早くの115円は想像していなかった」ようですから、115円越えで慌てて買った方も多かったのではないでしょうか。下押しはほとんどなく、そのまま115.50円まで上昇するという強さでした。
しかし、115.50円にはワンタッチオプションがあったのではなどと噂がありますが、本当のところは不明です。しかし、節目で直ぐに押し戻されたことから、一気に利益確定が優勢となりました。日経平均先物が17,000円を割れ16,700円台まで急落したことも重なり、あっという間に115円割れとなりました。一度115円を割れた後は結局戻らず、114.03円まで下落しました。約1時間で147銭という大暴落といえる値動きでした。

ドル円30min_1106

その後は、下値では断続的に買いが入ってきており、やはり買い意欲は優勢なことは否めません。買い遅れの投資家にとっては絶好のチャンスとばかりの下落だったのではないでしょうか。
アメリカ勢の参入後、ECBのドラギ総裁の会見とともにユーロドルが大きく売られ、そのドル買いによりドル円は再び115円に到達しましたが、ここでは売り優勢となてっています。これは、昼間の急落による逃げ遅れの投資家の売りが入っているためでしょう。
0時過ぎまでに115円台に戻すことができれば再度上昇す可能性もありそうですが、現状では115円という大きな目標を達成したことにより、利益確定の売りが優勢となるでしょう。
コアレンジは114.40-70円のようですが、NY後場で下げ始めると114円を割り込む可能性の方が高いのではないでしょうか。

川島寛貴|みんなの外為スタッフ

川島寛貴|みんなの外為スタッフ

みんなの株式の立ち上げ当初からプロデューサーとしてアライアンス業務を推進。みんなの外為、みんなの米国株、みんなのコモディティなど兄弟サイトの立ち上げも担当。通称「為替王子」