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日経平均15年ぶり高値もドル円は横ばい

【著者】

昨日行われた臨時ユーロ圏首脳会談では合意には至らなかったものの、ギリシャ政府がやっと本気の改革案を提示してきたということもあり、今まで以上に進展が見られた様子です。

ただ、改革案の内容がかなり踏み込んだもののようで、ギリシャ議会での採決も必要な模様。その為今後は25~26日のEU首脳会談に向けて内部の調整が必要となってきそうです。
ここでの波乱も想定できるものの、ギリシャ国民の大半はユーロ残留を希望しておりもう後がない状態の為それほどの混乱は起きないのではないかと見ています。

好調な住宅指標

さて、今晩は耐久財受注と新築住宅件数が発表されます。ここ最近、住宅関連指標は好調なため心配していないのですが、年初から耐久財受注が良い意味でも悪い意味でも短期トレンドを形成してきた記憶があることから注意が必要です。

日経平均が新高値を取ってきており、上げやすい地合いではあるものの、ドル円は市場コンセンサスでは122-125円のレンジ相場入り。

10日の黒田ショック以来、124円台に乗せたことは翌11日のリバウンドの勢いと小売売上高で瞬間的につけた時と、FOMCに向けて上昇した2回のみ。
そして、2回ともNYの終値では123円台半ばへと打ち返されています。そういったことから124円台へのせる地合いはまだできておらず、123円後半では戻り売り優勢。124円台に乗せた場合は、直ぐに売り込まれやすいと考えられます。

ドル円4H

ユーロ売り再開?

さて、昨晩はユーロドルが1.14まで上昇したにもかかわらず、やはり合意はないということで押し戻されました。
そして、東京市場でも妙に弱いと思い調べていたところ、大手投資銀行のゴールドマンサックスの顧客向けレポートでユーロ売りに関することが少し話題となっているようです。

内容は詳しく知ることはできませんが、漏れ伝わってきた内容の一部を記載します。

ギリシャ危機が今後も悪化した場合は、ECBがギリシャから周縁国への飛び火を阻止する目的で量的緩和(QE)の額が大きく増額する可能性がある。
それによりドイツ国債の売りが加速する(ユーロ売り)。
ギリシャがデフォルトとなった直後はユーロドルは300ポイントほど下落する。
QEが増額となった場合、ユーロドルは700ポイントほど下落する。

本日発表されたユーロ圏のPMIは4年ぶりの高水準となったものの、ユーロドルはほとんど戻りの無いまま1週間前の安値レベルにまで下落しています。

1.1200を割り込むこととなると、テクニカル的な次の節目は1.1050近辺となり大幅な下落の可能性があります。タイミング悪くギリシャの資本規制などが発表されてしまうと、短時間で到達する可能性もありますので、今夜はユーロに関しては終始売り目線でいきたいところです。

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川島寛貴|みんなの外為スタッフ

川島寛貴|みんなの外為スタッフ

みんなの株式の立ち上げ当初からプロデューサーとしてアライアンス業務を推進。みんなの外為、みんなの米国株、みんなのコモディティなど兄弟サイトの立ち上げも担当。通称「為替王子」