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ドル円引き続き狭いレンジが続くのか

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外国為替マーケット情報|2014/07/04

底堅いが上値は重い

昨日発表された米・6月雇用統計は、注目していた労働参加率こそ横ばいでしたが、その他の非農業部門雇用者数、失業率、民間部門雇用者数など主要項目全般に強い結果でした。また前月、前々月分の非農業部門雇用者数も上方修正され、前期6か月の非農業部門雇用者数の平均は23.1万人増となって、昨年の平均19.4万人増を大きく上回っています。

このように良い結果だったのですが、ドル円相場は発表時の101.90円台から102.27円まで上昇しただけ、と非常に限定的な反応になっています。また現在は発表前とほぼ変わらない水準まで下がっていていますので、この間の動きドル円の上値の重さが印象的でした。

ただ、先週末にドル円は注目されていた200日移動平均線をアべノミクス相場始まって以来初めて引けベースで割り込んだのですが、その後大きく下げるわけでもなかったことから底堅さも見せています。

日米とも金融政策に変化の兆しが見えない中、まだしばらくは4月中旬以降続いている極めて狭いレンジ内の取引きが続きそうです。

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チーフストラテジスト 高野やすのり様
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高野やすのり|FXプライムbyGMO

高野 やすのり

慶應義塾大学商学部卒 チェース・マンハッタン、スイス・ユニオン、ファースト・シカゴなどでインターバンクディーラー業務に従事。 株式会社FXプライムbyGMO チーフストラテジストとして、長年培ってきた経験を生かし、インターネット上のコンテンツや、ラジオ、セミナーを通じて正しいFXの知識や、FXの魅力を広める為の活動を行う。 NPO法人日本テクニカルアナリスト協会 認定テクニカルアナリスト