ドル円は新な上昇相場入りか?2014/04/01

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外国為替市場情報|2014/04/01

一目均衡表で三役好転

ドル円相場は一昨日と昨日の上昇で、日足一目均衡表の基準線、抵抗帯(雲)を一気に上抜けました。

3月13日の下落で基準線を下回ってから、終値ベースで基準線(102.48円付近)を上抜けることができずにいたドル円ですが、一昨日の終値で基準線を上抜いて、その勢いのまま昨日の上昇で抵抗帯の上限(103.10円付近)をも上抜きました。

昨日の上昇で転換線が基準線を上抜けていますし、すでに遅行スパンはローソク足を上抜いていていますので、いわゆる「三役好転」と呼ばれる買いシグナルが点灯しています。

もちろんこのサインは絶対的なものではありませんが、新年度入りという時期にこういった状態になったことで、もともと円安の相場感をもっている市場参加者が円売りの動きに出る可能性が高くなったと言えます。

海外勢は、アベノミクスの第三の矢がなかなか出てこないことや、日銀の追加緩和期待が遠のいていることから円売りのポジションをピーク時よりもやや減らしていますので、逆にみれば円売りの余力がある、ということになります。また本邦の個人投資家も利食いが先行してポジションが減っていますのでやはり買い余力はある、と言えます。

まずは3月の高値103.70円台が目標ですが、そこを上回れば、昨年末から1月前半につけた105円台が見えてきます。

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チーフストラテジスト 高野やすのり様
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高野やすのり|FXプライムbyGMO

プライスはすべてを織込む!チャートで世界を見通せ 高野 やすのり

慶應義塾大学商学部卒 チェース・マンハッタン、スイス・ユニオン、ファースト・シカゴなどでインターバンクディーラー業務に従事。 株式会社FXプライムbyGMO チーフストラテジストとして、長年培ってきた経験を生かし、インターネット上のコンテンツや、ラジオ、セミナーを通じて正しいFXの知識や、FXの魅力を広める為の活動を行う。 NPO法人日本テクニカルアナリスト協会 認定テクニカルアナリスト