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ドル円は4日連続で年初来高値を更新!

【著者】

日経平均先物と連動する後場の買い仕掛け

昨日、最初の押し目は買いではないかとしながらも、思いの他下値での滞在時間が長く114円台でのレンジ相場の雰囲気になっておりました。

しかし、東京市場が始まると日経平均はあっという間に150円の上昇をみせ、ドル円もこれに呼応するかたちで113.79円まで上昇。仲値で反落するという、分かり易い値動きとなりました。事前に、113.70-80円には1000本の売りがあるという噂がありましたが、そのゾーンを僅かに突破できずに反落したかたちとなりました。しかしながら、反落は113.47円までで徐々に下値を固める形となりました。昨日同様、東京時間に下落したところはRKO(リバースノックアウト)がついてしまった機関投資家が積極的に買いを入れてくるため下落しずらい展開となっています。

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さらに、本日はGPIFが動いているのではという噂が広まり始めたため、徐々に急角度で上昇し、午前中の高値をあっさりと突破。こうなると、買えていない投資家の高値追いが入ります。いとも簡単に114円を突破しました。
一度は月曜日の114円台乗せの時と同じく利食い売りに押されたものの、簡単に突破したことから買い遅れ組が114円割れではすかさず買っており、日本の株式市場の終了間際には一段高となりました。この時の上昇は、日経平均先物とドル円を同時に買ったような値動きでしたので、アベノミクス相場に度々みられる、ドル円と日経平均先物を同時に買ってくるファンド筋による買い仕掛けではないかと思われます。

115円手前は絶好の売り場となるか

さて、ドル円は115.50円の攻防を続けていますが、これが21時まで続くようですと、いったん利益確定で114.20円付近まで急落する可能性があります。しかし、下がり始めるまでは、横ばい=断続的な買いが入っているとみて、何かをキッカケに跳ねる可能性があります。実際に、月曜日などは横ばい状態になっては跳ね上がり高値を更新するという場面が見られました。
目先は115.00円という大きな節目があります。113.00円には5000本ともいわれるオプションがあったという噂ですから、115円には何があるか分かりません。
無難な見方ではありますが、投資家心理として、今夜高値更新をしたとしても、一旦は115円手前で売りに押されるのではないでしょうか。逆に言うと、115.80円付近は良い利食い場になる可能性があります。参考までに、113.00円を突破する前には一度40銭ほど押し戻される結果となりましたので、最低でもそれくらいの押し目を提供してくれる可能性が高そうです。

川島寛貴|みんなの外為スタッフ

川島寛貴|みんなの外為スタッフ

みんなの株式の立ち上げ当初からプロデューサーとしてアライアンス業務を推進。みんなの外為、みんなの米国株、みんなのコモディティなど兄弟サイトの立ち上げも担当。通称「為替王子」