ドル円、米ドルインデックス|9/4

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外国為替マーケット情報|2014/09/04

ドル円チャート分析

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データ:ジェネシス社 ドル円、フィボナッチ

日本の内閣改造をめぐる思惑や米景気回復期待を背景に、一気にドル買い・円売りとなった。月足チャートのテクニカル分析から、ドル円は103.07から112.38のレジスタンスゾーンに突入したこともあり、上昇傾向ではあるが、要注意は103円のサポート。103円を割るようだとかなりロングの整理が進み、98円までドルは売り込まれるだろう。7円近くの上昇に対して、2円のリスクなので、ここからドル買い・円売りのスタンスでより強くなっていく。通常とは違い、米株も秋に向けて調整することなく、ここまで上昇を続けている。10月は米株が弱いと言われているが、季節性バイアスよりトレンドが勝るとかなり上げるだろう。

昨日のドルは一服感から若干の調整売りがみられた。特に、対日本円では、新内閣が発表されたこともあり、利益確定のドル売りが入った模様。FRBの方向性は徐々に明らかになってきている一方で、日銀に対して追加緩和策を期待する向きが多くなってきている。

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データ:ジェネシス社 米ドルインデックス、フィボナッチ

テクニカル分析から、米ドルインデックスはレジスタンスゾーンとなっている83.225から83.04を目前に上昇モメンタムが弱まってきている。もちろん、トレンドは引き続き上昇中なので、安易なショートは禁物。ADXにみるアップトレンドの強弱指数も下げてきている。金と比較して米ドルインデックスは、まだ割高とは言えず、ドルは上げるだろう。しかし、ドルのロングポジションは追加できない。

みんなの米国株
成田博之 | SEAHAWK PTE LTD 最高経営責任者

幅広いマーケットから相場を読み解く! 成田 博之

ノースカロライナ大学ウィルミントン校卒業 シンガポールの銀行で約10年間、金融商品のディーリングをした後、日経 225先物・為替を中心に自己資本を運用するプライベート・トレーダーとしてオーストラリアに移住 ヘッジファンドの運用にも携わり、帰国後はFX業者でディーリング部長やコンサルティング業務に従事。 ウエストビレッジインベストメントに企画・開発部門担当として参加。SEAHAWK PTE LTD 最高経営責任者