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ドル円は逆張りが有効?

【著者】

ドル円が相変わらずの動きですが、今週はジリ下がりとなっています。
119.50-120.50円の1円レンジを下方ブレイクするような展開となっています。

高機能チャート

本日の米国小売売上高(コア)もあまり好ましい予想は出ていませんので、事前予想の-0.1%を下回る思惑もあるようで、強い買いも入らないようです。

東京時間には実需や本邦長期資金の買いが観測されたようですが、欧州時間に入ると119.50円を割り込んでくる動きとなっています。

本日一度も120円を回復できないとなると、9月7日以降1カ月ぶりとなります。そうなると、テクニカル的には一気に118円を割り込むような早い動きとなってもおかしくありません。

しかし、あの雇用統計の全てが悪いという結果が出たにもかかわらずドル円は118.68円から120.54円まで2円の上昇となったのです。

中国の指標がある程度悪いことは織り込み済みですから、多少小売りが悪いといえど大きく下落するようには思えません。

タイミングという点で見ると、明日の米国消費者物価指数を待っても良さそうですし、今日の中国の消費者物価指数を見て動いていてもおかしくありません。

日足のボリンジャーバンドが開いてくると、システム取引も大きくポジションを取ってくるのではないかなどという懸念もあります。

しかし、結果的に小売売上高で下落したとしても、決定的な材料不足でだましに終わる可能性の方が高いのではないでしょうか。

つまり、ドル円はまだ逆張りが優勢。

120円まで戻せずとも、強烈なショートカバーが起こり下ヒゲをつける展開になるとみています。

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川島寛貴|みんなの外為スタッフ

川島寛貴|みんなの外為スタッフ

みんなの株式の立ち上げ当初からプロデューサーとしてアライアンス業務を推進。みんなの外為、みんなの米国株、みんなのコモディティなど兄弟サイトの立ち上げも担当。通称「為替王子」