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ドル円は金融危機前の高値を更新!8年ぶりの水準へ

【著者】

東京時間、ドル円は124円台をトライし2007年6月22日に付けた124.14円を一時突破し、124.30円まで上昇しました。

その後、利益確定の売りや上海、中国株の急落につられる流れで日経平均が下落し、123.59円まで押し戻されました。
中国株の下落は6%と強烈な下落でしたが、理由は証券会社各社が信用取引ルールを強化したことが原因。これは過去にも例があり、当日はこれぐらいのショック安となりましたのでそれほど警戒しなくてもよいかとみています。

ドル円は122円を突破した後の調整下落が50銭程度でしたが、124.30円を付けた後は70銭の下落。125円を一気に突破するにはエネルギー不足ということで、このあたりで少し横ばい、ジリ高となるのではないでしょうか。

気にしなくてはいけない点は、以下の2点。
1つは大口の買い。分かり易いところだと、年金ということになります。セオリーだと、これらの買いの20銭程度手前で買い需要が出てきて反発することが多いため、現在123.50円付近を背に買いを狙うという戦略が出てきます。

2つ目は、明日のGDP(改定値)です。予想が証-0.9%とかなり弱気となっており、これで市場は悪い数字も織り込んでいるでしょう。そして、多少落ちたところは絶好の買い場となるのが、新高値を取ってきた際の相場展開です。

しかし、個人的には直近の様々な経済指標の結果からプラスの結果が出ることも十分あり得ると感じております。
そうなれば、125円へ向けて上昇し、5月末のオプションを保有している投機筋が強引にヒットさせにいくという展開が想定できます。

また、個人投資家のポジションはまだドル円ショートが優勢となっており、これが相場の上昇を後押しする材料となります。

アベノミクス相場が始まって以降、新高値を取って上昇した場合は、短期間で5円ほど一気に上昇しています。
よくある傾向としては、金曜日の後場からさらに高値を更新し、月曜日に大きく上昇して始まりひと相場が終わるということがあります。

今週はボーナス相場だとみておりますが、125円という壁を前に、高値に飛びついて良いのは昨晩までだったと思います。しっかりと押し目を狙っていきたいですね!

川島寛貴|みんなの外為スタッフ

川島寛貴|みんなの外為スタッフ

みんなの株式の立ち上げ当初からプロデューサーとしてアライアンス業務を推進。みんなの外為、みんなの米国株、みんなのコモディティなど兄弟サイトの立ち上げも担当。通称「為替王子」