FXコラム

ドル円112円割れ間近!個人投資家のポジションチェック

【著者】

ドル円の上値がいよいよ重くなってきました。

2月3日に発表された米国雇用統計の結果は、非農業部門雇用者数が22.7万人(予想:17.5万人)とポジティブサプライズ。この数字であれば50銭以上上昇しても不思議ではありませんでしたが、賃金の伸びが鈍化し、さらに前回値も下方修正されました。労働参加率は上昇。

■平均時給
前月比:0.1% 予想:0.3% 前回:0.2%(0.4%から修正)
前年比:2.5% 予想:2.7% 前回:2.8%(2.9%から修正)

■労働参加率
62.9% 前回:62.7%

トランプ大統領はこの結果に対して満足だと答え、今後は「税制改革やヘルスケアの法案を突き詰めていく。」としました。

その後、ドット・フランク法関連の大統領令に署名したことで、銀行株が急騰。NYダウは2万ドルを回復しました。

さらに、ウィリアムズサンフランシスコ連銀総裁がタカ派的なコメント「経済データの内容次第では、3月利上げの可能性は議論になる」、「(年内3回の利上げは)妥当な推測」をしたことにより、ドル円は113円台を回復しました。

しかし、5時以降再び失速し112円台半ばで取引を終えました。

ミセスワタナベのポジションチェック

さて、ここで個人投資家のドル円のポジションがどうなっているのか見てみましょう。

通常の流れでは、この下落でドル円の買いポジションはかなり増加していそうですね。

参照元は、いつもの外為どっとコムの情報ツールを利用します。

外為どっとコムポジション比率情報

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ドル円の買い比率は65%ほどで停滞中。

この比率となったのは、ドル円が年初来安値を付けた火曜日ですから、ここでバイ&ホールド、もしくは買い回転をさせていると読み取れます。

dolleryenchart

ドル円112円にはオプションバリアや長期資金や生保、年金などの大きな買いがあると噂されています。

また、フィボナッチでも、101円台から118円までの36.8%戻しの水準でもあります。

ここを割り込んでしまうと、トランプ相場のドル円の上昇トレンドの終了が示唆されるため、非常に重要なポイントといえます。

112円台がサポートされるのか否か。
割り込んでしまうと、一気に110円が見えてきます。

今週も112.00円の攻防に目が離せません。

・個人投資家のポジションが見れるのは、外為どっとコムだけ!

児山将|みんなの外為スタッフ

児山将

みんなの外為で記事を書いています。 大学生の時からFXを初めて6年以上。FXの楽しさを伝える為に、みんなの外為を盛り上げていきます。初心者の方でも分かり易く学べるように、難しい専門用語やマーケットの説明、FX業界について記事にしていきます。 みんためのTwitterでもつぶやき中!