ドル円115円台到達は時間の問題

【著者】

昨晩のNY市場が予想外に弱かったことから、早々にリスク回避が再燃。
日経平均株価は寄り付きから猛烈に売り込まれ、安値を更新すると投げが加速。損切り一巡後は再び安値更新という全く買えない相場となりました。

本日で黒田バズーカ2を発射した日の終値である16,416円を割り込むこととなりました。ドル円は109円でしたので、まだ随分高いですが、安倍首相はじめ自民党の方々は参院選前にマーケットが悲惨な状況というのは避けたいところ。
しかし、現在はまだ1月だということを考えると、ここでの緩和を行う効果は政治的に疑問符。そうしたなか、黒田総裁が追加緩和に後ろ向きなコメントが流れ、日経平均、ドル円が雪崩を打ったように下落しています。

週足チャートを見てみましょう。
ドル円週足

今まで115円半ばで3回跳ね返されていますが、チャートを見ても世界的なリスク回避の動きが止まらないことをみても、今回サポートラインとして機能するとは思えません。

では、ここを割り込んでしまうのはいつか。私は早いと今夜。遅くとも月曜日の早朝には割り込んでしまうのではないかとみています。

日本も米国も今まで今後の成長が前提にあり株高が進んできたのです。それが、中国が発端になり、資源価格や中東情勢の悪化などあらゆる事態が表面化してきました。

長期的なポジションが一気に閉じられている瞬間がまさに今でしょう。ファンダメンタルズでは説明できない荒い値動きが続き、日経平均株価は600円安などではなく、5.23ショックのような大暴落が起きてしまっても不思議ではありません。

資金の逆流が起きているので、行き過ぎるところまでいかないと上で売っている人の利食いや本腰の入った買いが出てこないでしょう。

逆にいえば、この流れをいかせば短時間で大きな利益を上げることのできるチャンスです。
8月21日からたった3日間でドル円は8円下落しました。あの時より米国株、欧州株、日本株、中国株はどれも下がっています。
そう考えると、ドル円は年明け120円でしたが、これが112円になるような下落が起きても不思議ではないでしょう。

今夜の22時30分に米国の経済指標が発表されます。これが予想より悪い場合はもちろん、良い場合でも格好の売り場とされる可能性が大きいでしょう。

この記事を書いている間にもドル円は116.84円から瞬間的に115円に突入しました。この後115円台に突入したとしても、一度は115.50-60円付近がサポートされるでしょうから、戻り売りのタイミングとして経済指標を狙ってみるも一案です。

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川島寛貴|みんなの外為スタッフ

初心者目線を忘れない「サラリーマントレーダー」 川島寛貴|みんなの外為スタッフ

みんなの株式の立ち上げ当初からプロデューサーとしてアライアンス業務を推進。みんなの外為、みんなの米国株、みんなのコモディティなど兄弟サイトの立ち上げも担当。通称「為替王子」