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ドラギバズーカ不発!金融緩和の限界か?

【著者】

昨日、ECBよりドラギバズーカが発射されました。

資産買い入れ枠を600億ユーロ → 800億ユーロへ増額などを含む大胆な追加金融緩和です。

発表時の21時45分に市場はリスクオンで反応。しかし、22時30分よりドラギ総裁の記者会見が始まると、ジリジリと値を戻してその後ドイツ株を筆頭に急落へ。
ユーロも一気に買い戻され、ユーロドル(EUR/USD)は急反発しました。

ECBは12月に緩和、1月のECBでは次回の会合で大規模緩和実施を示唆。そして有言実行、緩和規模は市場予想以上でした。
まぎれもなく、金融市場へのサプライズだったと思われます。

しかし、1日経った今、それが今のところ全否定されております。

ユーロは大きく買われ、欧州株価はマイナス圏に沈みました。

160310ECBチャート

これは金融の量的緩和、質的緩和の限界が来てしまったということではないでしょうか?

日銀もECBと同じ道を歩むのか?

日銀も12月のETF買い入れ枠増加の施策、1月の会合でマイナス金利導入。

それぞれ世界中が期待している内容で緩和をしてきました。
しかしECB同様、今のところ何をやっても日経平均やドル円レートを維持することができておりません。

やはり、金融緩和の限界なのかもしれません。

 

我々投資家も、ECBや日銀金融政策決定会合があるたびに、どこかで緩和策を打ちだしてくれること期待をしております。

たまにやるからこそ、インパクトがあるのであって、毎度の期待では上がるはずもありません。

来週の日銀が金融緩和に踏み切ったところで、全て出し尽くしではないでしょうか?

そうなると、長期的なサイクルで大きく買われたものが売られる動きがより一層強くなりそうです。

日経平均は17000円台前半が限界でしょうか。今晩、少なくとも欧州株価が値を持ち直さなければ、もう無理でしょう。
リスクオフ相場を待つのみかと思われます。

ECBも今出せる力を精一杯やりきったと思います。当面、追加の金融緩和もできないでしょう。ドラギ総裁もかなり青ざめていると思います。

そしてユーロの緩和はもうない、米ドルの利上げは当面できない、となると、ユーロドル中心に大きく上昇を始めるのではないでしょうか。

3月15日日銀金融政策決定会合

さて、今回のECBの処置をみて日銀もさぞかし驚いているでしょう。

このタイミングでやっても上がる確率はかなり低いからです。

しかし、政府官邸からの通達で無理矢理実施してくることも考えられます。むしろそのほうが都合が良いです。

これで世界中の金融緩和ネタは出し尽くしになります。追加緩和の発表で上がったところを、リスクオフ方面にポジションを取っていくだけで収益が挙げられると思います。

ここ最近、通貨も株もコモデティも足並みが揃っていませんでしたが、再びこのタイミングで足並みが揃ってきそうです。

間違いなく、リスクオフ方向で良いと思います。

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ひろぴー

ひろぴー

一般サラリーマンとして働く傍ら、ライフスタイルに合わせた必要最小限の時間で資産を増やすことについて日夜研究考察を進め、トレード大会で優勝したり、メディア出演も多数あり、その実力は本物。 有名トレーダーの手法を取り入れ、自己流にアレンジするハイブリッド手法を得意とし、ファンダメンタルズもテクニカルも直感も全て磨きをかけているFXマン