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ドラギ・マジック?

【著者】

今晩は米雇用統計

昨日のECB理事会では、事前の一部報道にあったような混乱はなかった模様です。

もちろん本当のところはわかりませんが、理事会後のドラギ総裁の会見では、理事会内に総裁の政策運営に対して反対するグループがあるのか?という直接的な質問に、そうしたことは自身が知る限りない、と述べ「声明は、過去に関する重要なニュースを一部含むが、全会一致で承認、支持された」と強調しました。

直前に具体的な国名まではいった記事で、理事会内での不協和音が伝えられていたことから、追加緩和の可能性が後退した、との見方もありましたが、こうした見方を完全に否定したことでユーロは最近の安値を更新しました。

この一連の動きがすべて計算されたものだとすればまさにドラギ・マジックということになりますが、真相は闇の中です。

さて今晩の米雇用統計ですが、予想よりも良い結果ならば素直にドル買い、やや弱い結果でもドルが売られたところは押し目買い、と考えられます。ただドル円で114円を割り込むようなら、一旦ドル・ロングは手放した方が良いと考えています。

<本記事ご協力>

チーフストラテジスト 高野やすのり様
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高野やすのり|FXプライムbyGMO

高野 やすのり

慶應義塾大学商学部卒 チェース・マンハッタン、スイス・ユニオン、ファースト・シカゴなどでインターバンクディーラー業務に従事。 株式会社FXプライムbyGMO チーフストラテジストとして、長年培ってきた経験を生かし、インターネット上のコンテンツや、ラジオ、セミナーを通じて正しいFXの知識や、FXの魅力を広める為の活動を行う。 NPO法人日本テクニカルアナリスト協会 認定テクニカルアナリスト