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ユーロドル約1ヶ月ぶり安値水準まで下落 7/17

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外国為替マーケット情報|2014/07/17

節目のポイントは目の前

昨日の海外時間には、欧州周辺国の国債利回りが低下したことなどからユーロ売りが強まりました。

欧州時間、特段の材料はありませんでしたが、ポルトガルの銀行株が買い戻される一方で、ポルトガル国債利回りが低下し、その他の周辺国国債利回りも低下する中ユーロ売りが優勢となって、ユーロドルは1.3530付近まで、ユーロ円は137.60円台まで下落しました。この間ドル円は米長期金利の上下でやや動く場面もありましたが、101.70円を中心とした非常に狭いレンジ内の取引きに終始しました。

NY時間にはいって、一旦ユーロ下落の勢いが止まりましたが、NY時間午後にかけて再びユーロ売りが優勢となって、ユーロドルは1.3520付近まで、ユーロ円は137.50円付近まで下落幅を拡大しました。この間もドル円は狭いレンジ内での取引が続きました。

今日の海外時間にはユーロ圏・6月消費者物価指数、米・6月住宅着工件数/建設許可件数、米・新規失業保険申請件数、米・7月フィラデルフィア連銀景況指数の発表があるほか、ブノワ・クーレECB専務理事、ブラード・米セントルイス連銀総裁の講演が予定されています。

昨日はユーロドルの下落が目立ちました。6月初めに付けた1.3502付近の安値が視野に入ってくるとともに2012年7月の安値と2013年7月の安値を結んだサポート・ライン(1.3515付近)まであとわずかです。今日発表されるユーロ圏・6月消費者物価指数が下振れして、1.3500を割り込んでくると下げ足を速める可能性もあるので注目です。

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チーフストラテジスト 高野やすのり様
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高野やすのり|FXプライムbyGMO

高野 やすのり

慶應義塾大学商学部卒 チェース・マンハッタン、スイス・ユニオン、ファースト・シカゴなどでインターバンクディーラー業務に従事。 株式会社FXプライムbyGMO チーフストラテジストとして、長年培ってきた経験を生かし、インターネット上のコンテンツや、ラジオ、セミナーを通じて正しいFXの知識や、FXの魅力を広める為の活動を行う。 NPO法人日本テクニカルアナリスト協会 認定テクニカルアナリスト