日銀の追加緩和期待もあってドル円108円台回復

NYでもエボラ熱感染者

昨日の海外時間には、独/ユーロ圏・製造業PMIが予想を上回ったことから米長期金利が上昇する中、米WSJ紙の報道で日銀の追加緩和に対する期待が高まって円売りが強まって、これまで抑えられていた107円台半ばを上抜いて一気に108円台乗せとなりました。

欧州時間序盤、寄付きから欧州株が弱含んだことからユーロ売りが強まって、ユーロドルは1.2610台まで、ユーロ円は135.20円付近まで下落しました。しかし発表された独/ユーロ圏・10月サービス業PMIが予想を上回ったことから株価が反発しユーロ買いが強まって、ユーロドルは1.2760台まで、ユーロ円は136.20円台まで上昇し、ドル円も107.60円台まで上昇しました。

NY時間にはいって、世界景気の足かせと見られている欧州でPMIが改善したことなどから米長期金利が上昇を始める中、米WSJ紙が「日銀、CPI上昇率が1%を割り込む可能性が高いと判断」と報じたことから追加緩和が意識され円売りが強まりました。発表された米・9月景気先行指数が予想よりも良い結果だったこともあってドル円は108.10円台まで、ユーロ円は136.50円台まで上昇し、ユーロドルは1.2630付近まで反落しました。

NY時間午後にかけても円は弱含みに推移し、ドル円は108.30円台まで、ユーロ円は137.00円付近まで上昇幅を拡大しました。

東京時間にはいって、NYでエボラ熱感染者が確認されたことから円買いが強まる場面がありました。

今日の海外時間には、英・第3四半期GDP、米・9月新築住宅販売件数の発表のほか、ピーター・プラートECB専務理事の講演が予定されています。

<本記事ご協力>
チーフストラテジスト 高野やすのり様

高野やすのり|FXプライムbyGMO

高野 やすのり

慶應義塾大学商学部卒 チェース・マンハッタン、スイス・ユニオン、ファースト・シカゴなどでインターバンクディーラー業務に従事。 株式会社FXプライムbyGMO チーフストラテジストとして、長年培ってきた経験を生かし、インターネット上のコンテンツや、ラジオ、セミナーを通じて正しいFXの知識や、FXの魅力を広める為の活動を行う。 NPO法人日本テクニカルアナリスト協会 認定テクニカルアナリスト