ドラギECB総裁次回会合での追加緩和を示唆

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日欧追加緩和へ期待

昨日の海外時間には、ドラギECB総裁が次回の理事会で追加緩和をする可能性を示唆したことからユーロ売りが強まりました。同時に日銀による追加緩和への期待で円売りも強まりました。

欧州時間序盤、米長期金利が低下したことなどからドル売りが強まって、ドル円は116.40円台まで下落し、ユーロドルは1.0920付近まで上昇しました。しかし米長期金利がやや反発するとドル円は117.10円台まで上昇し、ユーロドルは1.0880台まで下落しました。その後各国株価が軟調に推移したことなどから円買いが優勢となって、ドル円は116.70円台まで下落しました。この間ユーロ円は127.50円台まで買われたあと127.20円台まで反落しています。なおECB理事会は予想通り金融政策の据え置きを決定しました。

NY時間にはって、ドラギECB総裁が会見で「(景気・物価の)下振れリスクが再び高まったため次回3月初旬の理事会で、金融政策スタンスを見直すと共に、おそらく再検討する必要がある」と追加緩和を示唆したことからユーロが急落、ユーロドルは1.0770台まで、ユーロ円は126.10円台まで下落した一方、ドル円は117.40円台まで上昇しました。

NY時間午後にかけて、ECBによる追加緩和の示唆を好感したのか、各国株価が上昇する中原油相場も上昇したことから、リスク回避姿勢が後退し、円売り、ドル売りが強まって、ドル円は117.70円台まで、ユーロドルは1.0840台まで、ユーロ円は127.60円台まで上昇しました。その後米長期金利、各国株価、原油相場がやや反落する展開となると、全般的にドル売りが強まる中ユーロの買戻しが優勢となって、ユーロドルは1.0900付近まで、ユーロ円は128.00円台まで上昇し、ドル円は117.20円台まで反落しました。この間日経電子版が「日銀内で追加緩和論が浮上」と報じたことも円売りを後押ししました。

NY時間引けにかけては再び米長期金利が上昇して、円売りが優勢となって、ドル円は117.80円付近まで、ユーロ円は128.20円付近まで上昇しました。

東京時間にはいってからは、日経平均が堅調に推移する中全般的にドル買いが優勢となっています。

今日の海外時間には、独/ユーロ圏・1月製造業/サービス業PMI、英・12月小売売上高指数、米・12月景気先行指数、米・12月中古住宅販売件数の発表が予定されています。

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チーフストラテジスト 高野やすのり様
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高野やすのり|FXプライムbyGMO

プライスはすべてを織込む!チャートで世界を見通せ 高野 やすのり

慶應義塾大学商学部卒 チェース・マンハッタン、スイス・ユニオン、ファースト・シカゴなどでインターバンクディーラー業務に従事。 株式会社FXプライムbyGMO チーフストラテジストとして、長年培ってきた経験を生かし、インターネット上のコンテンツや、ラジオ、セミナーを通じて正しいFXの知識や、FXの魅力を広める為の活動を行う。 NPO法人日本テクニカルアナリスト協会 認定テクニカルアナリスト