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今夜は経済指標ラッシュ!!

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外国為替マーケット情報|2014/08/15

本日のドル円も動きは鈍いものの、堅調さをキープしお盆の円高は否定される展開となりました。

昨日は東京時間終了と共に売り込まれましたが、本日はその様なことはなく高値を狙う展開にあります。昨夜新規失業保険申請件数が市場予想より悪化し、米国10年債利回りも2.389%をまで下落しましたが、ドル円の下落は限定的。
最終的に、2.424%まで戻しています。
しかし、NYダウがプラスで終えたこともあり、日経平均はすこぶる堅調で先物市場は18時現在で15300円台中盤で推移しています。
チャートのイメージとしては、このままの水準で金曜日を引ければ、更なる上値を狙う展開となりそうです。
もともと、オバマ大統領の空爆ショック前の戻り高値が15,200円でした。
底から400円ほど下げ、14,800円まで下落したところを一気に400円の切り替えし。15,200円を越えたところで上昇が加速していることから、更なる400円の倍返し的上昇で15,600円まで戻ることが期待できそうです。

お盆休みを終えた、国内の機関投資家の買いが入ることに期待しましょう。

さて、ドル円ですがやはり向かいたい方向は上ということで後はタイミングということになります。
お盆の間は国内の輸出企業の大きめの売りが103円台手前に入っているということですので、上値が重くなるということは、毎年のようにいわれていること。

では、仮にこの買いを潰していくほどの上昇があるとすればどうでしょうか。
通常、大きめの買いポジションを構築する場合は、マーケットが薄い状態だと、全てかい終わる前に値段が上昇してしまいます。しかし、自身の買いに相当する売りポジションがあれば、その売りを吸収しながら、より良いコストでポジションを構築することができます。

現状、売りが厚いポイントは昨日も書きました102.70-80円

肝心の買っていく材料ですが、6月後半ばごろに海外ファンドの日経平均16,000円レベルのコールのオプションを物色しているという噂があると書きました。
簡単に説明すると、これは今後日経平均が16,000円まで上がると利益になるということです。
最近、ドル円の105円レベルのオプションも物色されているという情報が飛び交っていることから、海外ファンドは日本の消費税増税の景気の落ち込みや貿易赤字の長期的な円売りがあることから、今後ドル円は上昇していると見込んでいるのではないかと思われます。

実はこれと同じようにオプションが物色されることが、以前にもありました。
それは、昨年の11月頃です。
テレビの経済情報番組でも放送されていましたので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。
その時のドル円はまだ100‐102円でしたが、最終的には105円まで上昇しました。
今回も同じようになるかどうかは分かりませんが、今年に入ってからの凪相場が終焉を迎えた時のトレンドの爆発力は相当なものがあるのではないかと想像できます。

動き出すキッカケとしては、今夜の米国の多くの経済指標が終わった後ではないでしょうか。
最近のトレンドの発生時としては、経済指標をキッカケというよりも、終わった後の方が多いということは以前にも書いている通りです。
投資の基本であるトレンドに乗ることです。そして一番美味しいことは、トレンドが発生する前にポジションを持っていることです。

さて、お盆休み明けのドル円はどうなるでしょうか。
今夜の経済指標ラッシュは注目です!

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川島寛貴|みんなの外為スタッフ

川島寛貴|みんなの外為スタッフ

みんなの株式の立ち上げ当初からプロデューサーとしてアライアンス業務を推進。みんなの外為、みんなの米国株、みんなのコモディティなど兄弟サイトの立ち上げも担当。通称「為替王子」