【新興国通貨・南アランド】エスコム救済などが注目、南ア予算演説<直前雑記>

 21時に南アフリカのムボウェニ財務相による予算演説が行われます。

 このところの南アのリスク材料は経営難が深刻化している国営電力会社エスコム。
設備の老朽化などで停電を繰り返している同社。
今月に入っても連続での大規模停電が繰り返されるなど、南アの産業にとってもかなりのリスク要因に。

 もともとズマ前大統領によるポピュリズム的な電気料金据え置きで経営がまともに成り立っていなかった経緯があり、このままの状況での回復は難しいとみられます。

 今月のラマポーザ大統領による所信演説では、発電・送電・配電の3分割と、国による支援という姿勢を発表し、具体的には今回の予算演説で説明するとしていたため、注目を集めるところとなっています。

 支援に失敗すると、格付けへの影響なども含め南ア経済全体の大きなダメージに。
ランドも売りが広がる可能性が高いだけに要注意です。

山岡和雅 | minkabu PRESS編集部

山岡和雅 | minkabu PRESS編集部

1992年チェースマンハッタン銀行入行。1994年ロイヤルバンクオブスコットランド銀行(旧ナショナルウェストミンスター銀行)移籍。10年以上インターバンクディーラーとして活躍した後にGCIグループに参画。2016年3月よりみんかぶ(現ミンカブ・ジ・インフォノイド)グループに入り、現在、minkabu PRESS編集部外国為替情報担当編集長。(社)日本証券アナリスト協会検定会員 主な著書に「初めての人のFX 基礎知識&儲けのルール」すばる舎、「夜17分で、毎日1万円儲けるFX」明日香ビジネスなど メールマガジン「外国為替ディーラーの心の中」( https://www.mag2.com/m/0000094647.html )を毎営業日朝に好評配信中