雇用統計の合格ラインは10万人増?!

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さて、先月末のFOMC、日銀政策決定会合の2大イベントは無難に通過。ただ、FRBの年内利上げ観測が根強く、その後は、ドル高中心の相場展開になりつつあります。とは言え、12月の利上げが確定しているわけではありません。「今後の経済指標次第」です。その意味において、今週末に発表される米雇用統計の注目度は高まっています。

注目される非農業部門就業者数の捉え方

これまで非農業部門就業者数の合格ラインは20万人増であるか否かでした。ただ、先月からFRB要人の発言で「失業率は完全雇用に近づいている。雇用増ペースは月10万人程度になるだろう」(SF連銀ウィリアムズ総裁)、また、アトランタ連銀の雇用計算モデルでも14万人増程度に落ち着きそうとの試算もあり、この辺りの事情を市場がどの程度織り込んで反応するのかが注目されます。因みに、市場コンセンサスは今のところ18.4万人増となっています。

個人的にもう一つ注目しているのは、米10年債。
ドル/円と10年債利回りは一定の相関があります。米10年債利回りが2.3%を越えた時、新たなステージの始まりだと見ています。チャート的にはややドル買いトレンド発生の兆候が見られています。

<資料>ドル/円(日足)ボリンジャーバンドと標準偏差ボラティリティ
ドル円

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比嘉 洋|マネースクウェアジャパン シニアコンサルタント

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米金利の裁定取引に長く従事。 相場の読みには定評があり、人気ストラテジストとして活躍中!