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標準偏差ボラティリティ・エンベロープ活用法!

【著者】

このところFRB要人からの「年内利上げ」の可能性に言及する発言が相次いでいます。ただ、市場の反応は限定的。今年のファンドのパフォーマンスはかなり悪く、ここで敢えて勝負を仕掛けるよりも、今月末の2大イベント(FOMC・日銀政策会合)の結果を見極めてから本格的に動き出すということだと思われます。それまでは偏りのあるポジションを調整、短期的にパタパタした動きがイベント前まで続くのではないかと考えています。それまではチャートをしっかりと確認しながらのトレードとなりそうです。

標準偏差ボラティリティ・エンベロープ活用術

下記チャートをご覧ください。昨日、中国の輸入の落ち込みからオセアニア通貨が売られるという論調が数多く流れています。もちろん、その部分もあるでしょうが、私は別の見方をしています。先週のオセアニア通貨の値動きを確認すると、13日エンベロープの+3%を越える水準まで上昇(概ね13日移動平均線の±2%の範囲でレンジ相場の場合は動くとされています)しておりました。これは、それまでの売りポジションの巻き戻し+短期筋の買いの動きが持ち込まれた結果と考えられます。そして昨日は、利益確定の動きが強まったということではなかったかと。

実際、下段の標準偏差ボラティリティを確認すると、買いトレンドが収まりレンジ相場の形状を示唆しています。ここで誤解しないでいただきたいのは、売りトレンドは発生していないということです。一喜一憂するのではなく、チャートをしっかりと確認しながらのトレードを心がけてください。

<資料>豪ドル/円(日足)エンベロープと標準偏差ボラティリティの推移
豪ドル
注:オレンジ:13DMA±1% 紫:13DMA±2%

標準偏差ボラティリティ・エンベロープ活用法動画

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マネースクウェア・ジャパン 市場調査部 チーフアナリスト|津田隆光様ご寄稿記事
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比嘉 洋|マネースクウェアジャパン シニアコンサルタント

比嘉 洋

米金利の裁定取引に長く従事。 相場の読みには定評があり、人気ストラテジストとして活躍中!