ユーロ一段安、ドル円は小動き_11/18

【著者】

原油相場反落

昨日の海外時間には、ユーロドルが一段安となりましたが、ドル円は小動きが続きました。

欧州時間序盤、特段の材料はありませんでしたがユーロ売りが強まって、ユーロドルは1.0640台まで、ユーロ円は131.20円付近まで下落しました。この間米長期金利がやや低下したことからドル円も123.10円台まで下落しています。その後各国株価が上昇する中ユーロの買戻しが優勢となって、さらに発表された独・11月ZEW景況感調査期待指数が予想を上回ったこともあってユーロドルは1.0670台まで、ユーロ円は131.50円台まで上昇しました。この間ドル円は123.20円台を中心とした狭いレンジ内の取引が続きました。

NY時間にはいって、発表された米・10月消費者物価指数はほぼ予想通りでしたが、前年比の結果がやや強かったことからか米長期金利が上昇し、ドル円は123.40円台まで上昇し、ユーロドルは1.0650台まで下落しました。その後発表された米・10月鉱工業生産/設備稼働率が予想を下回ったことからドル売りが強まって、ドル円は123.20円台まで反落し、ユーロドルは1.0670台まで上昇しました。しかし米長期金利が再び上昇したことや、原油相場が下落したことから再びドル買いが強まって、ドル円は123.40円台まで上昇し、ユーロドルは1.0630付近まで、ユーロ円も131.20円台まで下落しました。

NY時間午後にはいって、米長期金利が低下したことからドル円は123.20円台まで下落し、ユーロドルは1.0650台まで上昇しましたが、その後はもみ合いとなりました。

今日の海外時間には、米・10月住宅着工件数/建設許可件数の発表があるほか、米FOMC議事録の公表が予定されています。

10月に行われたFOMCの声明では、12月の会合で金利引き上げ決定が示唆されたとされました。その後発表された雇用統計の結果も強いものだったことから、市場参加者の多くが12月のFOMCで利上げが開始される、と考えています。今晩発表されるFOMCの議事録では、その見方をサポートするものとなる可能性が高いと考えられますが、その場合はすでに織り込み済みであまり影響はないでしょう。一方反対に利上げ開始に慎重な姿勢が見られた場合はサプライズとなってドル売りが強まる可能性があります。

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チーフストラテジスト 高野やすのり様
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高野やすのり|FXプライムbyGMO

プライスはすべてを織込む!チャートで世界を見通せ 高野 やすのり

慶應義塾大学商学部卒 チェース・マンハッタン、スイス・ユニオン、ファースト・シカゴなどでインターバンクディーラー業務に従事。 株式会社FXプライムbyGMO チーフストラテジストとして、長年培ってきた経験を生かし、インターネット上のコンテンツや、ラジオ、セミナーを通じて正しいFXの知識や、FXの魅力を広める為の活動を行う。 NPO法人日本テクニカルアナリスト協会 認定テクニカルアナリスト