消費税10%で為替はどう動くのか!?

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【検証‼】消費増税と共に為替はどう動くのか!?

アベノミクスは結局どうなっている!?

記載日:2013年8月21日(水)
今日のひとこと:インドが心配・・

アベノミクスという言葉が聞かれるようになってから、ずいぶんと経ちました。
日本の解散総選挙やキプロスショック、黒田バズーカの発射など、マーケットは様々なイベントを通過しながら、ついに8月を迎えました。

毎年円高に振れやすいと言われる8月ですが、お盆も無事通過しいよいよ秋を迎えることとなります。

この8カ月で株価は16,000円手前まで上昇し、5月の暴落も乗り越えて再度15,000円近くまで上昇。参議院選挙後は軟調な展開が続くものの、昨年11月から5,000円もの上昇となっています。

為替はというと、衆議院解散時点が76円台。
高値が103.73円を付け、現在地が97円。

5月23日以降、暴落・暴騰を繰り返し、乱高下の展開となっているものの
100円近辺で落ち着きはじめ、底値からは20円もの上昇です。

消費増税でドル円は140円も!?

最近は6月のFOMCを受けて、アメリカの金融緩和縮小の時期について連日騒がれていますが、もう一つ市場の動向を大きく左右するイベントがあります。

昨年、8月に成立した消費増税関連法案で、今後日本の消費税が現在の5%から10%にまで段階的に引き上げられることになりました。実は消費税が変わるということは、マーケットに大きな影響を与えるということなのです。

そこで、過去に消費増税が実施された時に、為替マーケットがどのように動いたのか見てみましょう。

■ドル円長期チャート

■過去の消費増税時の上昇幅

2回の増税時とも、消費税が増税される前からドル円は上昇を始め、約1年から1年半後にピークを付けています。
こういった上昇が過去にあったとなると、ドル円相場は単純にあと40円程度は上昇し140円まで達する可能性があるのかもしれません。

一体、どうしてここまでの急上昇を引き起こしたのでしょうか。

上昇要因はインフレ

これだけ短期間の間にドル円が上昇した原因は、インフレ率の上昇(物価の上昇)と言われています。

消費税が上昇してしまえば、増税された分だけモノの値段が上がってしまうことになります。今まで105円だったものが、108円になってしまいます。自動販売機のジュースも120円から130円になってしまうかもしれません。

そうすると、以前よりも使えるお金が少なくなってしまい、人々の消費が減ってしまう。つまり、モノが売れなくなってしまうわけです。

すると今度は日本企業の売り上げが減ってしまいます。海外の投資家は、日本がこれから悪くなってしまうのではないのかと考えるかもしれません。
それならばそんな国の通貨は売ってしまって、ドルやユーロに替えてしまおうと考えます。

すると、円の価値がどんどん下がってしまい、ドルの価値が上がっていく。つまり、円安ドル高となってしまうのです。

現在の日本を取り巻く状況

しかしながら、まだ消費増税が決まったわけではありません。

消費増税に慎重な姿勢をとっている安倍首相は、上半期のGDPを見て採取的に判断すると発言しています。
そのことから、最終的な判断は9月終わり頃から10月初め頃になるようです。

ちなみに、先週発表された4-6月期のGDP速報値は年率換算で2.6%の上昇となりました。

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安倍首相のブレーンである浜田教授は、「GDP成長率が4%ないと、消費増税をすると景気悪化につながる。」と発言しています。

ちなみに、他の日本の要人の発言を見てみると、

・日銀黒田総裁
「消費税引き上げによる景気への影響は軽微。」
「脱デフレと消費増税は両立する」

・甘利経済再生大臣
「消費増税をしないなど、有り得ない。」

・麻生副総理
「今の状況でいくと、来年4-6月の景気の落ち込みは、ある程度覚悟しておかないといけない。」
「来年4月に消費税増税を予定通りにやりたい。」

発言を見る限り、消費増税が実施される可能性はかなり高いようですね。

では、世界からは、どのようなコメントが出ているのかを見ていきましょう。

以下の表を見てください。

世界からは日本の財政問題について、厳しい意見が出ています。

消費増税が行われたかった場合でも、注目度の大きさから相場が大きく動く確率は高そうですね。

現実味はあるのか?

そうはいっても、もうここまで20円も上昇してきたドル円。来年も更に20円も上昇することなどあるのでしょうか。

そこで上のチャートと共に過去の値動きを見てみましょう。

1995年4月に79.75円の最安値をつけたあと、榊原氏率いる財務省の為替介入などの金融政策もあり1995年の9月には100円台回復。
そして、1997年5月には、127円台に到達しています。

ここまで25ヶ月。約2年。
2年間で、約48円の円安。

変動率は年20%以上になるものの、過去にそれなりの値動きがあったことから2度あることは3度ある!?という言葉のとおり今回も同じように上昇するのかもしれません。

マーケットに絶対はない

「歴史は繰り返す」という言葉がありますが、マーケットに絶対はありません。
これまで20円も上がってきたから、来年さらに20円も上がるなんて有り得ない!!ということもなければ、消費増税=100%円安ということもありません。

3.11の震災の後日本国債が格下げされ、大きく円安になるという意見も出ていましたが、その後円は歴史的安値を更新しました。
マーケットは突発的に起こる出来事がそれまでのトレンドを否定し、時に暴落に発展することや、またその逆も度々起こります。

しかしながら今回のトピックである消費増税問題は、世界からの注目度の高さや相場の歴史を見てみても、トレンドをつくる一大要因となることは間違 いなさそうです。
自分自身でしっかりと情報収集を行い、綿密な投資戦略を立て、けして他人の情報に振り回されないようにしたいですね。

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