マーケット

膨らむ100円割れへの期待

【著者】

外国為替マーケット情報|2014/04/14

結局レンジ相場?

市場参加者の間ではNYダウの下落は、「確定申告前の換金売り」だから大丈夫だよ!となんとも楽観ムード。
ちょっと前の「寒波だから大丈夫!」と全く同じですね。
つまりまだまだ買いたい人が多いということのようです。
昨年このような声が聞こえていたかどうか定かではありませんが、この雰囲気では米国株に関しては、もうしばらくしつこい買いが入りそうです。

さて、日経平均先物はドル円の上昇もあって14,000円台を回復しました。
ここで上記のとおり、アメリカ勢が楽観的に買ってきてくれれば、
「やっぱり日経平均14,000円割れは買いだよね。」
「ドル円は100円割れないよね。」

ということになりますが、シティ銀行の決算がストレステストに引っかかったということもあり悪化見込みの様です。
そんなシティグループは本日、従業員の約2%に当たる200─300人を削減を発表。
なんとも不穏な空気です。
先週末のJPモルガンの決算発表で売られたことが脳裏をよぎります。

また先週末から増えてきているコメントとしては、100円割れの期待です。

「待望の100円割れ」
「やっと100円割れ」

といった年初から100円割れを見ていた投資家から、黒田総裁会見後に売り始めた投資家がとにかく売っているようです。
先週、木、金そして本日の3日間101.30円を割ってこようと何度の試すのですが、大勢が売っているためなかなか下がりきらず、結果先に売った人のショートカバーで上昇するも102円は届かずに売られるという展開が続いています。

102円回復や101円割れを期待して損切させられるよりも、目先101円は割れないと見て、今のレンジに徹した方が収益が上がりそうです。

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川島寛貴|みんなの外為スタッフ

川島寛貴|みんなの外為スタッフ

みんなの株式の立ち上げ当初からプロデューサーとしてアライアンス業務を推進。みんなの外為、みんなの米国株、みんなのコモディティなど兄弟サイトの立ち上げも担当。通称「為替王子」