日銀金融政策決定会合に向けての期待感は?

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外国為替市場情報|2014/04/07

NY終値がポイント!

週明けは特に変化なく始まったドル円相場ですが、上値が重く14時前に急に円高に触れました。
そこそこ勢いもあったのですが、これが103円でピタリと止まりました。
その後はジワジワと上昇し、結局行って来い。
日経平均株価も、-254円と大幅下落ですが、ほとんど横ばい推移で売り込みづらいような展開。
明日の『日銀金融政策決定会合』はほとんどの投資家が何も出てこないと考えているようです。
しかしながら、1日に発表された「日銀短観」が悪かったことから、海外勢がドル円を買ったということで、海外勢は少なくとも本邦勢よりは期待しているようです。
ドル円は103円をキープして推移していますので、NY勢が明日の日銀を期待しているのであればNYクローズにかけてドル円は上昇しやすくなるというのが素直な見方ではないでしょうか。

明日、政策変更なしという意見は以下。

・4月に緩和策を打ち出してしまうと、後々に対応できなくなる。
・市場の期待感のなさを黒田総裁を認知しており、わざわざ行う理由はない。
・株価の下落かドル円の100円割れがない限りは何も行わない。
・4-6月のGDPを見てからの判断が好ましい。

たしかに、仮に明日金融緩和を行ったとすると、「なぜ今行ったのか」と日本側から批判的なコメントが出てきそうです。
当の黒田総裁は自信たっぷりのようです。
当然ですが、いくつかのシナリオは完成しており、今日、明日は細かな点を詰めていくだけの会合ではないでしょうか。
また、明日は初めてとなる生放送会見があります。
海外へ向けて、今後の緩和政策への期待感を強く印象づけられるかといったところでしょうね。

川島寛貴|みんなの外為スタッフ

初心者目線を忘れない「サラリーマントレーダー」 川島寛貴|みんなの外為スタッフ

みんなの株式の立ち上げ当初からプロデューサーとしてアライアンス業務を推進。みんなの外為、みんなの米国株、みんなのコモディティなど兄弟サイトの立ち上げも担当。通称「為替王子」