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底堅いドル円 2014/04/14

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外国為替マーケット情報|2014/04/014

日経平均との相関から見ると

ドル円相場は2月半ばからのレンジの下限である101円台前半まで下がったあと、もみ合いが続いています。これを上値が重いと見るのか、底堅いと見るのかは意見が分かれるところだと思います。

ここでも度々書いていますが、ドル円相場は日経平均と米長期金利に大きく影響されて動いています。

今年にはいってから、そのうち米長期金利との相関が強くなっているのですが、その米長期金利は今年2月以降ほぼ2.60%と2.80%の間で推移していています。今の2.61%という水準からみると、ドル円の101円台前半から半ばというのは整合的な水準です。

一方日経平均ですが、今年にはいってからの動きだけを見るとドル円は100円台後半が整合的な水準ですので、今の水準とそれほど離れてはいません。ところがもう少し長い時間で見ると少し違った結果になります。

いわゆるアベノミクスが始まった2012年秋から、日経平均とドル円相場には強い相関関係があります。特に昨年4月の黒田日銀発足から昨年の年末までは非常に強い相関性がありました。ところが今年はいってからは、日経平均が下落してもドル円はそれに比べると下がりにくくなっています。単純に昨年からの相関で見ると、現在の日経平均に整合的なドル円相場は97円台になります。

そうして考えると、今の101円台半ばのドル円相場は、上値が重いというよりも底堅い、と見るべきではないでしょうか。

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チーフストラテジスト 高野やすのり様
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高野やすのり|FXプライムbyGMO

高野 やすのり

慶應義塾大学商学部卒 チェース・マンハッタン、スイス・ユニオン、ファースト・シカゴなどでインターバンクディーラー業務に従事。 株式会社FXプライムbyGMO チーフストラテジストとして、長年培ってきた経験を生かし、インターネット上のコンテンツや、ラジオ、セミナーを通じて正しいFXの知識や、FXの魅力を広める為の活動を行う。 NPO法人日本テクニカルアナリスト協会 認定テクニカルアナリスト