FOMCを目前に小動き続く_10/28

独・10月IFO景況指数は弱い結果だったが

昨日の海外時間には、発表された独・10月IFO景況指数が予想を下回ったことからユーロ売りが強まりましたが、米・9月中古住宅販売保留指数が弱い結果となるとドル売りが優勢となりました。

欧州時間序盤、米長期金利がやや上昇したことからドル買い優勢となって、ドル円は108.00円台まで上昇し、ユーロドルは1.2680台まで下落しました。しかし米長期金利が反落するとドルも売り戻され、ドル円は107.80円台まで下落し、ユーロドルは1.2700台まで反発しました。しかし発表された独・10月IFO景況指数は、現況、期待指数ともに前月および予想を下回ったことから各国株価と米長期金利が低下し、ユーロドルは1.2660台まで、ユーロ円は136.50円台まで、ドル円も107.70円台まで下落しました。その後「リベリアから羽田に帰国の男性がエボラ熱検査へ」と報じられたことから円売りが強まって、ドル円は107.90円台まで、ユーロ円は136.70円台まで反発する場面もありました。

NY時間序盤は小動きでしたが、発表された米・9月中古住宅販売保留指数が予想を下回ると、米長期金利が低下し全般的にドル売りが強まって、ドル円は107.60円台まで下落し、ユーロドルは1.2720台まで、ユーロ円も137.00円台まで上昇しました。

NY時間午後には、米長期金利が下げ止まる中、ややドルは買い戻されて、ドル円は107.80円付近まで上昇し、ユーロドルは1.2690台まで下落しました。

今日の海外時間には、米・9月耐久財受注、米・8月S&P/ケースシラー住宅価格指数、米・10月CB消費者信頼感指数の発表が予定されています。

米長期金利がレンジ取引を続ける中、ドル円相場も小動きが続いています。今日から米FOMCが始まって、明日深夜(30日未明)に結果が発表されまが、今回のFOMCではQE3の終了が決定されると見られています。そのため声明が大きく変化する可能性があり、今後の利上げまでの期間に対する思惑で方向性が出てくる可能性もあることから、それまでは現在の小動きが続くのではないでしょうか。

<本記事ご協力>
チーフストラテジスト 高野やすのり様

高野やすのり|FXプライムbyGMO

高野 やすのり

慶應義塾大学商学部卒 チェース・マンハッタン、スイス・ユニオン、ファースト・シカゴなどでインターバンクディーラー業務に従事。 株式会社FXプライムbyGMO チーフストラテジストとして、長年培ってきた経験を生かし、インターネット上のコンテンツや、ラジオ、セミナーを通じて正しいFXの知識や、FXの魅力を広める為の活動を行う。 NPO法人日本テクニカルアナリスト協会 認定テクニカルアナリスト