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FOMC議事録で不透明感を払拭

【著者】

ハッピーシナリオに向けて

注目されていたFOMC議事禄は以下の通り

「大半のメンバーが緩やかな緩和策の解除で合意」
「ほとんどのメンバーが米経済状況や見通しが12月会合での利上げを正当化する可能性が高いと予想」
「ほとんどのメンバーが世界経済や金融状況に伴う下方向のリスクは減少したと認識」

利上げに向けたFOMCメンバーの見解が一致したとして、ドル円は瞬間的に買われましたが、事前に短期的なポジションンが積みあがっていたこともあり、直ぐに元の価格に戻ることとなりました。

株は利上げに向けての不透明感が払拭されたことから、NYダウは200ドル以上の上昇。日経平均CFDは19,965円まで上昇し、2万円に王手をかけました。ドル円が124円=2万円となる条件が整ったといえそうです。

さて、これで12月利上げが決定したかといえば、まだ12月か1月かという選択肢があります。利上げは正当化されましたが、12月に次回会合で決定する、つまり1月に利上げを行うという流れになることもあり得ます。しかし、12月上げなくても1月はほぼ100%となるということで、その際のドルの下落は限定的となりそうです。

目先は利上げに向けて右往左往する必要はありませんでしたが、ドル円が思いのほか素直に上昇しません。たしかに、短期ロングポジションは積みあがっていたので売りに押されるのは仕方ないでしょう。FOMC議事録がきっかけになり124円にワンタッチするような動きを見せてもよいのですが、印象としては上が重いといったところ。

本日の日銀金融政策決定会合での追加緩和はほぼないと考えられることから、大台を前に反落という流れが想定できます。
過去の日銀の発表後を見てみるとそこが押し目となっていることから、打診買いポジションを持ちながらじっくりとポジション調整をしていきたいところ。抵抗ラインであった123.50-60円は抜けてきましたので、10銭ごと高値を更新していくようなじれったい動きとなりなりながらも底堅く推移すると予想します。

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川島寛貴|みんなの外為スタッフ

川島寛貴|みんなの外為スタッフ

みんなの株式の立ち上げ当初からプロデューサーとしてアライアンス業務を推進。みんなの外為、みんなの米国株、みんなのコモディティなど兄弟サイトの立ち上げも担当。通称「為替王子」