海外勢が甘い夢を見ていたという現実に気が付いた

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外国為替市場情報|2014/04/09

昨晩の概況

おはようございます。
日銀が早急に追加金融緩和を行うと勝手に考えて円売りポジションをとってきた海外勢の損切りが巻き起こした円買いが、次々にストップを引っかけて102.00割れ、101.80割れにあったストップを付けて101.55まで急落、連れてユーロ円も140.08まで下げましたが、ドル売りの地合いが強くポンドドルを筆頭に他通貨ドルが堅調。ドルスイスが下落と明らかにドル売りとなっている事もドル円を押し下げた材料。

米債がウクライナ情勢を背景とした安全資産購入から続伸し利回りは低下。金も+10.80で引けるなどドル売り材料が多く全てが黒田総裁の発言でドル円が下がったわけではありません。ただし、きっかけになった事(海外勢が甘い夢を見ていたという現実に気が付いたこと)は否めません。
元々消費税の影響がどうなるかを考えて金融緩和は4月5月では無理で6~7月か?という考えが日本では主流だったように思いますが、これで海外勢もすぐに金融緩和は行われないというコンセンサスとなり4月4日にタッチした104.13が当面の高値となってしばらく下値模索(下値を固める動き)となる可能性が高くなりました。

102.05-15は重たそうで実需の買いは101.80以下101.50にかけて並びそうですが、まだ上値を叩いて買い上がる感じはしないので、インターバンクは102円台前半の戻り売りを行ってみて101円台後半で利食い。101.80以下が売っても下がらないとイメージ出来たら、戻り始めてから買い始めるような感じに見えています。まず、昨日の段階で101円台ミドルまで買いを指していた輸入はごく少数派だと思うので、輸入が今から実需玉を出してくるかどうかを見定める必要があります。
海外オーダーを置けないような中小・零細企業のドル買いは仲値決定の後に出てきます。10時前に買ったら昨日の仲値ベース+手数料なので103.95になるところもありそう。今日の仲値が101.95で決まれば昨日よりもちょうど1円安いので、常識的に考えたら少額の輸入玉は仲値決定の後に出てくると思います。

また、センチメントが昨日の午後からがらっと変わって買い玉の姿が見当たらなくなったような雰囲気だったので、この時間から買おうと思えば買える大口の輸入(石油・電力・その他)も102円台で指値で買えている分があるため本来は今日下がるかどうか(せめて101.70以下とか)待ちたいところではないかと思います。すぐに買わずに売り目線で102円台まで戻せるかどうか見てみたいと今は考えています。
 海外勢で101.55まで突っ込んで売った連中の玉が損切りだけでなく短期勢のショートポジション
があれば102.05-10から切りが出て102.20台も無いわけじゃないと思いますが、あってももっと
遅い時間で朝ではないと考えます。
本日もよろしくお願い申し上げます。

ドル円・ユーロドル・ユーロ円・ポンド円は売りから
オセアニア円は買いだが、指値せず

ドル円 売り
ドル円は輸入の買いが出てくる可能性はあるが、それほど大きく買い上がらないのではないか。
センチメントが全体的にドル売りとなっており、日銀の追加金融緩和がすぐに行われないという
コンセンサスが出来ているため、海外勢が買い上がるには強いドル買い材料が必要で、円売り
材料は当面無くなったと考えていいと思います。
102.080、102.180で売り。ストップは102.400に置きながら、101.750以下、101.650で利食いする回転をイメージしたい。
レンジ 101.650(101.750)–(102.100)102.250 
作成時 102.038-042 9:31AM

ユーロドル 売り
ユーロドルは引き付けて1.38080で売りから。
ストップは1.38400に置きながら、1.37550以下、1.37400にかけて利食い場を探してみたい。
レンジ 1.37400(1.37550)–(1.38000)1.38200 
作成時 1.37888-895 9:39AM

ユーロ円 売り
ユーロ円は140.750、140.850で売りから。
ストップは141.150に置きながら、140.250、
140.150で買い戻すような回転をイメージしました。
レンジ 140.100(140.250)–(140.750)140.950 
作成時 140.594-603 9:48AM

ポンド 売り
ポンド円は170.950、171.150で売りから。
ストップは171.350に置きながら、170.350、170.200で利食いする回転をイメージしました。遅い時間になってじわじわ上がるようなら売りは6時前でもキャンセルします。
レンジ 170.200(170.350)–(170.950)171.200 
作成時 170.610-624 10:41AM

対ドルは1.67500、1.67700で売りから参入する方針。ストップは1.67900で。
1.67100、1.66950で買い戻しをかけるような売り先行の回転をイメージします。
レンジ 1.66900(1.67100)–(1.67500)1.67750 
作成時 1.67409-422 10:06AM

豪ドル 買い目
豪ドル円は95.100、95.000で買いからですが、指値はせずに流れをみたいです。ストップは
94.800で。利食いは95.550、95.650でイメージしましたが 作成が遅くなってしまい10:30に
住宅ローン貸し出しが出てしまい、上がってしまいました・・・。
レンジ 95.000(95.100)–(95.550)95.700 
作成時 95.514-526 10:48AM

対ドルは0.93300、0.93200で買いから参入する。
ストップを0.93050に置きながら、0.93750、
0.93850で利食いするような回転をイメージしました。
レンジ 0.93100(0.93300)–(0.93750)0.93900 
作成時 0.93477-490 10:07AM

ニュージードル 買い目
ニュージー円は88.200、88.100で買いからのイメージでしたが、指値はせず。
87.900で
ストップは置いて、88.850、88.950で利食いするような買いの回転を考えました。10時半の
豪ドル円の上昇に連れて先に上がってしまいました。
レンジ 88.000(88.200)–(88.850)89.000 
作成時 88.671-688 10:56AM

対ドルは0.86500、0.86350で買いから参入する方針。
ストップは0.86100に置きながら、
0.86900、0.87000で利食いするような買いの回転を考えました。
レンジ 0.86300(0.86500)–(0.86900)0.97000 
作成時 0.86711-730 10:11AM


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小林 芳彦|JFX株式会社代表取締役

相場は知的格闘技!元気に相場と戦いましょう! 小林 芳彦

慶応義塾大学商学部卒、協和銀行入行し本店資金為替部調査役へ。 クレディスイスやバンク・オブ・アメリカで要職に就き、当局を含め、数十社の法人顧客を担当。「ユーロマネー誌(日本語版)」顧客投票「日本のディーラー・ベストセールス部門」を6年連続第1位、過去7回受賞。「短期為替予測部門」を5年連続第1位受賞。現JFX株式会社代表取締役