戻り売りが強そうな一日

【著者】

外国為替マーケット情報|2014/04/11

ドル円は売り。ユーロドル・ユーロ円は買いから。ポンド円・豪ドル円は買い目様子見で、指値せず

ドル円101.660指値売りした後、イメージが変わって閉じています。

昨晩の概況

おはようございます。
昨日は101.80が割れたあたりからなんか違うぞとロング勢が慌てだして101.64で午後2時に止まって反発しても101.80で止められてしまってからは、これは危なそうだとインターバンク勢が下値リスクを強く感じてドルショート路線に切り替えした展開でした。
 神経質な101.65-78ゾーンの揉み合いでしたが午後6時に海外勢の仕掛けで101.65が突破され、101.50も潰れて101.42へ。ただし101.50が割れても大きく走らなかった為、ショート勢もとりあえず利食い優先で買い戻し。101.60-70で戻り売りをした人が多かったと思われますが、下がりきらずに101.77レベルまで上昇。再度101.60レベルまで押し込んだ午後9時半に失業保険申請件数が出て、予想320千件のところ300千件と少なく出てショートを振っていたインターバンクが101.80越えからショートカバー。高値は101.97までタッチしました。

しかしその後は米債券買い(背景は早急な利上げはなく、異例と言われる低金利がまだ続くとの見方が蒸し返された?)
から長期金利が低下。米株安、日経平均先物安、でドル売りが強まる展開に。ショートを振っていて101.97までの上昇で切らされた連中も101.60が再度割れたあたりから再び売り参戦だったのでしょうか?101.40も割って安値を更新し101.33までタッチしましたが、ここから売り込めず101.33-57の揉み合いが5時間半も続きNYの午後は安値圏でこう着のまま101.53でNYは引けています。

ただし今は101.34と昨日の安値を割る勢い。戻り売りが強そうな一日となりそうです。
 ウクライナの国境に集結しているロシア軍の動きは不気味で、ロシアとの軍事衝突の可能性が高まっているというウクライナ軍のコメントも聞こえてくるなどきな臭いです。昨日も述べたように、海外ファンド勢など今まで円安を作り上げてきた連中の円売り興味が一気にしぼんで、早期利上げ思惑というドル買い要因もはげ落ちてきているため、両翼のエンジンが一気にストップし高所から急降下している旅客機のようなドル円です。
 ドル円が弱いから総じてクロス円も弱い。そんなに下がらないというイメージで見ていた人にとって101.97までショートカバーしたドル円が101.33まで安値更新したことはショックでしょう。目先戻り上値は重たく101.60ではキャップがハマっている感じがしています。今一瞬101.33付けた感じでしたね?2月4日安値100.76から引いた日足サポートも昨日101.50レベルで切れていて、市場は101.20が割れるかどうか、割れたら100.76を強く意識する動きとなってくる可能性があります。ちょっと前まで下がったら買いたいとイメージしていましたが、こうなると買いではなく売りから入ってサポートで買い戻すオペレーションを先にイメージしてしまいますね。
本日もよろしくお願いいたします。

4月11日 短期売買方針

ドル円 売り
ドル円は朝方9時前後に4回101.350割れを攻め込んで割れず仲値で101.546まで戻した動き。日経平均の動きなどからインターバンクが突っ込んでショートを振りやすくあまり突っ込みたくない。
既に仲値後101.535、101.515で売ったドル円は101.465、101.474で買い戻ししています。急激にセンチメントが売りに傾いているので、注意が必要。遅い時間帯にじわじわと上がっていくなら売りは中止します。101.660、101.770で売り。利食いは101.330、ストップは102.000に置きますが、半身逃げの態勢で。
レンジ 101.250(101.350)–(101.650)101.800 
作成時 101.481-485 10:05AM

101.660指値売り、感触悪くほぼ同値でショートを撤収。今日売っていていいのかな?なんだか投機筋のショートがしこたま溜まってストップもまとまって同じところ101.80とか101.90に集まりそうですでに4回も101.35以下を攻めたのが正直気に食わない!!イメージ変更します。10:28AM

ユーロドル 買い
ユーロドルは1.38750、1.38650で買いから。
ストップは1.38450に置きながら、1.39300、1.39450で利食いするような買い先行の回転をイメージしました。
レンジ 1.38550(1.38700)–(1.39300)1.39500 
作成時 1.38910-917 10:18AM

ユーロ円 買いにイメージチェンジ
ユーロ円は 140.800、140.650で買いからにイメージ修正します。
当初は戻り売りを考えていましたが、ドル円がなかなか下がりにくくなってきて、ショートが溜まりがちと思えてきたからです。ストップは140.400に置きながら、141.450、141.550で利食いする回転を考えました。
レンジ 140.650(140.850)–(141.450)141.650 
作成時 141.250-259 10:44AM

ポンド 買い様子見
ポンド円は170.200、170.100で買いから。
ストップを169.850に置きながら、170.800、170.900で利食いするような回転を考えましたが、あまり強いイメージではなく、指値は置きません。
ドル円次第の面がありますが、ポンドの対ドルの上値が重たそうなのも指値買いから入りたくない理由の一つです。
レンジ 170.000(170.200)–(170.800)170.950 
作成時 170.396-410 11:11AM

対ドルは 1.67850、1.67950で売りから。
ストップは1.68200に置きながら、1.67250、1.67000で買い戻しを考えるような回転をイメージしました。
レンジ 1.67000(1.67250)–(1.67850)1.67950 
作成時 1.67710-723 10:48AM

豪ドル 買い様子見
豪ドル円は95.150、95.050で押し目買いのイメージを作りましたが、対ドルの下落が気になることと、ドル円がショートカバーしそうでも買いで攻める地合いではないため、指値で買うのは逆張り過ぎると判断、指値は置きません。
レンジ 94.900(95.100)–(95.700)95.850 
作成時 95.327-339 11:18AM

対ドルは 0.94100、0.94200で売りから参入。
ストップを0.94400に置きながら、0.93450、0.93350で買い戻すような売り回転をイメージしました。
レンジ 0.93300(0.93450)–(0.94100)0.94250 
作成時 0.93757-770 10:49AM

ニュージードル 様子見
ニュージー円はこれだけ下げてくるとどこで買いで入ったらいいのか判らないので様子見します。
レンジ 87.500(87.650)–(88.150)88.300 
作成時 87.743-760 11:27AM

対ドルは0.86700、0.86850で売りから参入する方針。
0.87200にストップを置きながら、0.86100、0.86000で買い戻しを図る売り回転を考えました。
レンジ 0.86000(0.86100)–(0.86700)0.86850 
作成時 0.86352-370 10:50AM


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小林 芳彦|JFX株式会社代表取締役

相場は知的格闘技!元気に相場と戦いましょう! 小林 芳彦

慶応義塾大学商学部卒、協和銀行入行し本店資金為替部調査役へ。 クレディスイスやバンク・オブ・アメリカで要職に就き、当局を含め、数十社の法人顧客を担当。「ユーロマネー誌(日本語版)」顧客投票「日本のディーラー・ベストセールス部門」を6年連続第1位、過去7回受賞。「短期為替予測部門」を5年連続第1位受賞。現JFX株式会社代表取締役