米長期金利低下、各国株価下落で円買い強まる 6/27

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外国為替マーケット情報|2014/06/27

独・ザクセン州CPIに注目

昨日の海外時間には、米長期金利が低下し、各国株価が下落したことからドル円は約1ヶ月ぶりに101.50円を割り込みました。

欧州時間、英中銀金融安定化委員会が、住宅市場の過熱を抑制するため、住宅ローン規制を導入することを明らかにしたことから、ポンド買いが強まって、対ポンドでユーロ売りが強まったことからユーロドルは1.3600台まで、ユーロ円は138.40円台まで下落しました。この間ドル円は101.70円台の非常に狭いレンジ内の取引きが続きました。

NY時間にはいると、発表された米・5月個人支出が弱い結果だったことなどから米長期金利が低下し、各国株価も下落したことからドル円は101.40円台まで、ユーロドルは1.3570台まで、ユーロ円は137.90円台まで下落しました。

その後、各国株価が反発したことなどから、ドル円は101.70円台まで、ユーロドルは1.3670台まで、ユーロ円は138.40円台まで反発しました。

東京時間には、発表された日・5月全国消費者物価指数が予想通りとは言え強い結果で追加緩和観測が遠のいたことから日経平均が下落し、円買いが強まっています。

今日の海外時間には、独・各州/全国分消費者物価指数、英・第1四半期経常収支、英・第1四半期GDP、ユーロ圏・6月業況判断指数、米・6月ミシガン大学消費者信頼感指数の発表が予定されています。

独消費者物価指数の発表では、全国分が21時に発表されるのに先立って16時にザクセン州、17時にバイエルン州などの発表があります。特に最初に発表されるザクセン州分は、ドイツ全国分との相関性が高い、と言われており、しばしば発表直後にユーロ相場が動きます。今回は前月からやや上昇していると見られていることから、前回よりと変わらずがやや低下しているとユーロ売りが強まると考えられます。

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チーフストラテジスト 高野やすのり様
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高野やすのり|FXプライムbyGMO

プライスはすべてを織込む!チャートで世界を見通せ 高野 やすのり

慶應義塾大学商学部卒 チェース・マンハッタン、スイス・ユニオン、ファースト・シカゴなどでインターバンクディーラー業務に従事。 株式会社FXプライムbyGMO チーフストラテジストとして、長年培ってきた経験を生かし、インターネット上のコンテンツや、ラジオ、セミナーを通じて正しいFXの知識や、FXの魅力を広める為の活動を行う。 NPO法人日本テクニカルアナリスト協会 認定テクニカルアナリスト