独・ザクセン州消費者物価指数下振れ

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外国為替マーケット情報|2014/06/02

ユーロ売り強まる

さきほど東京時間16時に独ザクセン州消費者物価指数が発表されました。

今話題になっているECBによる追加緩和は、もともとユーロ圏でのインフレ率が低迷していることから、その状態が長期化することを防ぐための手段として実施が取り沙汰されているものです。ユーロ圏経済の約30%を占める中核国であるドイツのインフレ率は、ユーロ圏全体に対する影響も大きいためこのところ注目されています。

ドイツ各州の中でも、時間的に最初に発表されるザクセン州の消費者物価指数は、ドイツ全国やユーロ圏の指標との相関性が高いと言われていますので注目されています。事前の予想では、前年比の数字が前月よりも0.1%程度低下する、と見られていましたが、結果としては前月の+1.3%を0.5%下回る+0.8%という結果でした。

明日ユーロ圏の消費者物価指数が発表になりますが、同じように下振れするとなると、ますます木曜日のECB理事会での追加緩和に対する期待が高まってユーロ売りが強まると考えられます。

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チーフストラテジスト 高野やすのり様
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高野やすのり|FXプライムbyGMO

プライスはすべてを織込む!チャートで世界を見通せ 高野 やすのり

慶應義塾大学商学部卒 チェース・マンハッタン、スイス・ユニオン、ファースト・シカゴなどでインターバンクディーラー業務に従事。 株式会社FXプライムbyGMO チーフストラテジストとして、長年培ってきた経験を生かし、インターネット上のコンテンツや、ラジオ、セミナーを通じて正しいFXの知識や、FXの魅力を広める為の活動を行う。 NPO法人日本テクニカルアナリスト協会 認定テクニカルアナリスト