ボラティリティの高い相場はまだ続く

中国を震源とする世界経済成長鈍化を懸念して24日のマーケットは2010年5月の『フラッシュ・クラッシュ』を彷彿させる動きとなりました。一部にはこれまでパフォーマンスが悪いファンド勢が最後の賭けに打って出た(悪いまま終われば、ファンドからの資金が引き上げられるため)との見方もありましたが、市場では徐々に中国動向+米株の行方に目が向けられています。

本日の日経平均もプラス圏、マイナス圏をフラフラ、昨日利下げを実施した上海株も大幅安でスタート、その後プラス圏に転じていますが、終わってみるまでは分からない状況です。

<資料>上海株の推移
上海総合出所:Bloomberg

ボラの大きな相場は2~5週間続く可能性も

では、このボラティリティの高い相場はいつまで続くのでしょうか?
一般的に大相場の後、2~5週間程度続くとされています。2週間である場合、気になるのは米国の雇用統計G20。9月4~5日に開催されるG20では現在の市場を鑑み、協調体制に期待が集まりそうですが、油断は禁物。各国とも財政的な余裕がなく、一枚岩となって何らかの政策が打ち出されるのか不透明だからです。

となると、次に頭に浮かぶイベントは9月16~17日に開催されるFOMC。一時50%まで上昇していたFRB利上げ観測は直近25%程度にまで低下しています。
また、利上げを織り込む動きに伴って構築されたポジションも今回の相場で吐き出された格好、まだまだボラティリティの高い相場が続くことが考えられます。

こういう時は過度なポジション構築を控える、余剰資金を厚めにしておく、万が一に備えてストップロス注文を入れておくなどのリスクマネージメントが求められます。

先週の放送で、不吉な予感をコメント
ラジオ日経 「ザ・マネー~西山孝四郎のFXマーケットスクウェア」(毎週金15:10~16:00)
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マネースクウェア・ジャパン 市場調査部 チーフアナリスト|津田隆光様ご寄稿記事
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比嘉 洋|マネースクエア シニアコンサルタント

比嘉 洋

米金利の裁定取引に長く従事。 相場の読みには定評があり、人気ストラテジストとして活躍中!