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ドル人民元高値更新中!ターゲット6.80元まであとわずか!

【著者】

本日は中国のお話です。

2015年頃から騒がれ始めたシャドーバンキングや理財商品などといった中国発のリスクオフ情報が、ここ最近はあまり見られなくなりました。

今一度おさらいをしておきたいと思います。

僕が年初に執筆した記事がこちら(ドル人民元レートが世界を振り回す!

昨年、中国当局はドル人民元のレートを半ば強引に引き上げて貿易を有利にしようと目論見ました。
この中国経済活発化に向けた処置は空回りを起こし、最終的にはチャイナショックの発生に至りました。

そして、今年の1月も第二チャイナショックを引き起こして、ドル人民元が暴騰。

為替介入のつもりで人民元売りを仕掛けた中国が、現在は資本流出(8月の公式統計では277億ドル=約2兆8800億円)という逆のパターンで人民元買いの介入を続けているようです。

しかし、その資本の流出はまだ止まらないようで、じわじわと元安に振れてきております。

ドル人民元週足チャート

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こちらはドル人民元の週足チャートです。

左側の大陽線が、昨年大規模にレート操作に乗り出してきた時の値動きです。

そしてこの影響で元安に歯止めがかからなくなり、真ん中の大陽線が今年の1月です。

しばらく収まっていた米ドル人民元相場ですが、10か月間かけて、徐々に上値を拡大してきました。

直近ベースで今年の最高値を更新しますと、また騒がれ始めるかもしれません。予め注意が必要でしょう。

中国の外貨準備高減少止まらず。

先日発表された、中国の外貨準備高は3.166兆ドルと直近ベースで保有高をまた減らしてきました。

中国の貿易高は輸入も輸出も減少傾向ですが、輸出を占める割合のほうが多いため、今年も毎月連続黒字ペースを維持しております。

経常黒字を維持できているということは、外貨準備高は必然的に上昇傾向にならなければおかしいのですが、まさに真逆の現象が起きております。

あきらかに資本が国外に流出し続けている証拠でしょう。

およそ2年前は4兆ドルに達していた外貨準備高ですが、その資本の20%以上を失っている計算になります。

また中国の場合は、政府や中国の中央銀行に値する人民銀行がこの額を全て保有しているわけでなく、民間の銀行が保有している額も全てひっくるめた数字を発表しております。

よって、事実上、中国政府が持つ外貨準備高がいくらなのかが不透明。
そのため、実際にはこの半分しかないかもしれない、1兆ドルしかないのかもしれないだのと疑いがかけられている状態なのです。

共産主義のため、国内の企業を半国有化しているようなものだと言ってしまえばそれで終わりなのですが、やはり富裕層の資金は国有化される前に海外に逃がしたい思いが強いのでしょう。

それがこの2年間起こり続けているわけです。

この動きを考慮しますと、不動産価格もまだ上昇するのかもしれません。

インフレ資産ですので、大都市の物件は買われ続けます。昨年の夏ごろの前年同月比ですと、北京、上海、深圳の住宅価格は25~40%近くも上昇をしているようです。

最終的にはこれが破裂するでしょう。そのタイミングは、米国の利上げにより、長期金利の上昇が引き金になるような気がしております。

また今年も1月からリスクオフ相場が始まるのかもしれませんね。


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ひろぴー

ひろぴー

一般サラリーマンとして働く傍ら、ライフスタイルに合わせた必要最小限の時間で資産を増やすことについて日夜研究考察を進め、トレード大会で優勝したり、メディア出演も多数あり、その実力は本物。 有名トレーダーの手法を取り入れ、自己流にアレンジするハイブリッド手法を得意とし、ファンダメンタルズもテクニカルも直感も全て磨きをかけているFXマン