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FOMCを受け株高、債券利回り低下

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外国為替マーケット情報|2014/06/18

昨晩の概況

おはようございます。
今日未明のFOMCは市場予想の通り100億ドルのテーパリング実施となり、毎回100億ドルと判りやすい継続。もうペースが増えたり減ったりすることは、よほどの整合性がないと金額を変える理由がないことから難しいでしょう。
これで国債が250億ドルから200億ドルへ、MBS(モーゲージ担保証券)が200億ドルから150億ドルに減額され、残高は合計350億ドルとなります。毎回100億ドルで行い余った50億ドルを最後を150億ドルにするか一回延ばし50億ドルとするかが話題になるぐらいで、金額が途中で変わることは無いでしょう。利上げ時期を明示することも当然なく、
「QE終了後、かなりの期間にわたって低金利を維持する見通し」との発言。
株価動向に関しては
「歴史的正常から逸脱していない」と述べて米株式市場は続伸。
逆に前日の早期利上げ期待(誰がそう感じたんだろうか?疑問だ・・・・)で金利が上昇していた米債券は利回りが瞬間的に2.65%近辺まで上ブレた後引けにかけて2.584%まで緩みドル売りを誘いました。
ユーロドルは1.3548タッチした直後に1.3600まで買い上がり直近の高値1.3587レベルを越しましたが、すぐに1.3550レベルまで反落。その後1.3588-1.3553と揉んで最後はドル売り(米金利低下)で1.3596で引けています。

FOMC直後にドル円は下げ→上げ、ユーロドルは上げ→下げとなっていますが、掛け算のユーロ円はほぼ無風でクロス円の相場じゃない(大抵ドル相場になるとクロス円は動けなくなります。)ため、FOMC直後138.42-82のわずか40銭レンジでしかも引けは138.57と138.62平均値に近いところで引けるなど方向感なく終了しています。

これで102.50には大口のオーダーがあり、且つオプションのストライクが102円台に相当あるとのことで、上値はまだ重たいものの、101.50にかけてもビッドが入っているし上で売った分の利食いが入ってくる事が予想されるためいよいよ膠着相場が続きそう。
ストップ売りは101.50割れ、101.45割れには観測されているようです。何回攻めても1.35が割れず溜まったショートが炙りだされる構図のユーロドルはなんなら下がったところで今度は逆張りしてみるかというスケベ心は正直言ってかなり気持ちが揺らぎます!
でも1.35割れたら必ず一旦損切りして動きを見ないと戻るからと思いこむと危険です。
しばらくユーロドルは様子見して売り場をゆっくり探しましょうか?
ドル円は目先は売りっぽいです。102.20は戻れないと思い101.95-102.05で売り目で。
本日もよろしくお願い申し上げます。

ドル円売りから ユーロドルは売り場探し クロス円は押し目買いで

<ドル円 売り>
ドル円は102.050、102.150で売りから。ストップは102.400に置きながら、101.750以下、101.650にかけてしっかりと買い戻すような回転をイメージしました。
レンジ 101.650(101.750)–(102.050)102.200 
作成時 101.981-985 9:56AM

<ユーロドル 様子見>
目先は買いが強いが、そのうち落ちる方向。買いで付いて行かず売り場探しで様子見。

ユーロドルは日足の21日線は1.35983で、現状の1.35892と合致。
1.3610-15で上値が止まるか、抜けて1.3625まで行くか、1.3645-50まで行くか様子を見たい。とりあえず売り場探しで指値せず戻りを待ってみたい。
レンジ 1.35400(1.35650)–(1.36250)1.36450 
作成時 1.35900-907 10:07AM

<ユーロ円 買い>
ユーロ円は138.360、138.260で買いから。ストップを138.100に置きながら、138.700、138.800で利食いするような回転をイメージします。
レンジ 138.200(138.350)–(138.700)138.800 
作成時 138.546-555 10:17AM

<ポンド 買い>
ポンド円は173.030、172.930で買いから参入する方針。ストップは172.700に置きながら173.500、173.600で利食いするような回転をイメージしました。
レンジ 172.850(173.050)–(173.500)173.650 
作成時 173.249-263 10:37AM

対ドルは1.69750、1.69600で買いから。ストップは1.69380に置きながら、1.70200、1.70350で利食いする買い回転。1.70000突破の方向をイメージしたい。
レンジ 1.69600(1.69750)–(1.70200)1.70350 
作成時 1.69971-984 10:22AM

<豪ドル 買い>
豪ドル円は引き付けて95.550、95.450で買いから。ストップは95.200に置きながら96.050、96.150で利食いするような回転をイメージしました。
レンジ 95.350(95.550)–(96.050)96.150 
作成時 95.804-813 10:48AM

対ドルは0.93800、0.93650で買いから。ストップは0.93500に置きながら、0.94100、0.94200で利食いする回転をイメージします。
レンジ 0.93650(0.93800)–(0.94100)0.94200 
作成時 0.94026-038 10:24AM

<ニュージードル 買い>
ニュージー円は88.550、88.450で買いから。88.200にストップを置きながら、89.100、89.200で利食いするような買い先行を考えました。
レンジ 88.350(88.550)–(89.100)89.250 
作成時 88.795-810 10:53AM

対ドルは 0.86950、0.86850で買いから。ストップは0.86550に置きながら、0.87450、0.87600で利食いする押し目買い回転をイメージ。
レンジ 0.86800(0.86950)–(0.87450)0.87650 
作成時 0.87130-148 10:26AM

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小林 芳彦|JFX株式会社代表取締役

小林 芳彦

慶応義塾大学商学部卒、協和銀行入行し本店資金為替部調査役へ。 クレディスイスやバンク・オブ・アメリカで要職に就き、当局を含め、数十社の法人顧客を担当。「ユーロマネー誌(日本語版)」顧客投票「日本のディーラー・ベストセールス部門」を6年連続第1位、過去7回受賞。「短期為替予測部門」を5年連続第1位受賞。現JFX株式会社代表取締役