マーケット

104円の滞空時間はわずか

【著者】

外国為替市場情報|2014/04/04

昨晩の概況

おはようございます。
はっきりしない天気で、早朝散歩は傘をさしての散歩でした。当然リリーは足が短いので、お腹までびっしょりになりますが、タオルが大好きなので、バスタオルでくるんでゴシゴシすると遊んでもらっていると思うのか、割りとおとなしい。今は夏毛に生え変わる時期なのでものすごい量の毛が抜けます。わんこ専用の掃除機で気が付いた時に何回も吸い取りますが、追いつかず、いつも毛がふわふわしており、犬嫌いの人は我が家に入れないだろうなぁ。

さて、昨日のドル円は高値は104.12まで。ただしこの出会いは1.3740が割れて下がってきたユーロドルの動きに触発されたドル買いで、104.10の滞空時間は短かったです。一旦104円近辺まで緩んだあと、もう一回104.10レベルまで買いましたが、フォロースルーが全くなく午後11時過ぎから104.00割れへ。そのまま午前0時前に103.82まで下がりますが、アジアの安値103.81には届かず。
と言っても104.00にも届かず103.98レベルが戻り高値で103.93で引けています。

ユーロドルは市場が注目していたドラギ総裁のコメントで下落。
9時半からのコメントで、

「低インフレが長期化」
「追加緩和の可能性を排除しない」
「金利は長期に渡って現行かそれ以下の水準に維持すると予想」
「量的緩和に関して協議した」
「利下げやマイナス金利についても協議した」
「量的緩和は可能な政策手段の一つ」
「量的緩和を含めたあらゆる措置がECBの職責の範囲内にある」

とコメントが続きました。

9時半の米週間失業保険申請件数が予想比多かった(予想319千件、結果326千件)事で瞬間的にドル売りとなりましたが、ドル円は気が付かない!?程度の下げ、ユーロドルは1.3808まで上がっています。その後、ドラギ総裁発言がばらばらと飛び出したためどんどんとユーロドルの上値が重たくなって行きました。安値は1.3705を割り込み、1.3700も割って1.3698までタッチ。
戻りは1.3725すら戻れない非常に上値が重たい展開となっています。

ユーロ円は完全にユーロドルの値動きに支配され9時半に143.44高値を付けた後、11時半ぐらいに142.30安値まで下げています。その後も戻りは142.66レベルまで。

ECBがあらゆる金融緩和に関して協議したとの内容で市場は当然のようにユーロ売りで反応。IMMで見ても2月4日の-13610枚から3月中はどんどんとユーロのロングを積み増しして3月18日には+52991枚(3月25日は+39634枚)となっていたユーロドルでしたが、今後の下げ余地がまだありそう。
今晩の雇用統計を前に104円台は昨日の動きからどう見ても買い上がりにくい。雇用統計の発表がなかったら、売り仕掛けでも入るぐらいのイメージですが、まあ、誰も今日の指標前は無茶はしないでしょう。

米経済が好調でNFPは前回175k、今回は200kが予想中心値。今日は日中は下がれば買う人はいても、売り上がる感じには見えないため、ポジションはドルロングに傾きやすいでしょう。
(ただし仕掛け売りが入る感じではないので、大きく指標前に崩れる感じはしていません。)
本日もよろしくお願い申し上げます。

ドル円・豪ドル円は買いから ユーロドル・ユーロ円・ポンド円も戻り
ニュージー円は買い目様子見

ドル円 買い
ドル円は103.770、103.670で買いから。
ストップは103.450に置きながら、104.050、104.150で利食いするような回転をイメージしています。オーダーは出来ていない場合には午後6時前に早めに消す予定です。
レンジ 103.550(103.700)–(104.050)104.150 
作成時 103.897-901 9:24AM

ユーロドル 売り
ユーロドルはドラギ総裁のコメントから上値は重たく、戻り売りで。
1.37350、1.37450で売りから参入し、ストップは1.37700に置きます。利食いは1.37050割れ以下で、1.36850にかけてイメージします。

レンジ 1.36800(1.37050)–(1.37350)1.37550 
作成時 1.37205-212 9:30AM

ユーロ円 売りから
ユーロ円は142.880、142.980で売り先行で参入する方針。
ストップは143.200に置きながら142.400、142.300で買い戻すような回転をイメージしました。
レンジ 142.300(142.400)–(142.880)142.980 
作成時 142.560-569 9:36AM

ポンド 売りから
ポンド円は172.650、172.750で売りから参入する方針。
ストップは173.050に置きながら、172.100、171.950で利食いするような回転を考えました。
レンジ 171.900(172.050)–(172.650)172.850 
作成時 172.342-356 9:58AM

対ドルは1.66100、1.66200で戻り売りから参入する。
1.66400にストップを置きながら、1.65600、1.65500で買い戻しを行う方針。
レンジ 1.65500(1.65600)–(1.66100)1.66300 
作成時 1.65954-967 9:41AM

豪ドル レンジ 買いから

豪ドル円は95.750、95.650で買いから参入。ストップは95.450に置きながら、96.250、96.400で利食いするような買い先行のイメージ。
レンジ 95.500(95.750)–(96.250)96.400 
作成時 95.970-982 10:03AM

対ドルは揉み合いですが、0.92150以下、0.92000で買いから参入するイメージ。
ストップは0.91700に置きながら0.92550、0.92700で利食いする買いの回転をイメージしました。
レンジ 0.92000(0.92150)–(0.92550)0.92750 
作成時 0.92399-412 9:43AM

ニュージードル レンジ 買い目様子見
ニュージー円は90円手前からの反落が気持ち悪く、買い方向で見たいのですが、指値せず動きをみたいです。88.550、88.450で買いからのイメージ。
88.200にストップを置きながら、88.950、89.050で利食いするような回転を考えています。
レンジ 88.350(88.550)–(88.950)89.100 
作成時 88.827-844 10:13AM

対ドルは 0.85250、0.85150で買いから。
ストップは0.85000割れに置き、0.85800、0.85950で利食いするような回転をイメージしました。
レンジ 0.85150(0.85300)–(0.85800)0.85950 
作成時 0.85533-551 9:45AM


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小林 芳彦|JFX株式会社代表取締役

小林 芳彦

慶応義塾大学商学部卒、協和銀行入行し本店資金為替部調査役へ。 クレディスイスやバンク・オブ・アメリカで要職に就き、当局を含め、数十社の法人顧客を担当。「ユーロマネー誌(日本語版)」顧客投票「日本のディーラー・ベストセールス部門」を6年連続第1位、過去7回受賞。「短期為替予測部門」を5年連続第1位受賞。現JFX株式会社代表取締役