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ドル円・ユーロドル・ユーロ円・ポンド円は売り オセアニア円は買いから

【著者】

外国為替市場情報|2014/04/07

先週金曜日の概況

おはようございます。
先週金曜日の米雇用統計はNFP予想200千人、失業率予想6.6%のところ、NFPが192千人、失業率は6.7%と出て一部に220千人から240千人予想まであった分、瞬間的に売られ103.55までタッチ。
しかし前月分の175千人が197千人に上方修正され、192千人でも内容は決して悪くないとの考えからドル円も104.13までショートカバーで買い上がる展開となりました。

しかし1.3680まで下落したユーロドルが下押しに失敗。1.3690-1.3700で戻り売りしたショートが1.3715からストップアウトし1.3732まで買い上げられたことで、ドル円も104.00を割りこみ下落基調に。
債券市場で流れていた大幅改善期待(長期金利上昇=価格下落期待)が裏切られ、米債券が買い戻されたことから長期金利が低下。連れて103.85-70で買い下がったドルロングが切らされる展開となって103.60へ反落。戻りも103.80で止められて午前0時過ぎには雇用統計後の安値103.55も割りこんで更に投げが入る展開となりました。

その後週末前のポジション持ち高調整が入り更に米債券買われて米長期金利が急低下したことで再びドル売り・円買いの流れとなってドル円は安値103.20を午前4時前に擦っています。
NY引けは103.29でした。

ユーロドルは乱高下。
失業率発表直後は1.3680まで下落したユーロドルは1.3732までショートカバーで買い戻されましたが1.3685-90まで一旦売りこまれた後1.3715-20まで買い上がるなど方向が定まらない、ぶれ幅の大きい動きに。午前0時前に再度ユーロの下攻めとなって1.3672まで売って安値を更新しましたが1.3675以下はビッドが強く直ぐに反転。1.3709まで戻し後は小動きとなって1.3705で引けています。

ユーロ円は発表直後の下げがどこまで行ったか、現段階(土曜日午後4時)で、いろいろ調べましたが、判りません。当社Bid-Askの安値の真ん中が141.978、他社の安値が141.992という情報があり、142.00は付けていたと考えますが、正確ではありません。
Point& Figureを記入する際便宜的に142.00で記載します。それからドル円が104.13まで買い戻された流れで142.59まで買い上がる動きとなりましたが、142円台ミドルの上値は重たくドル円の下落と相まって反落、午後11時には141.88レベルへ。一旦ユーロドルのショートカバーで142.30レベルまで買われた後米長期金利低下でドル円とともに下落に転じて安値は141.41を午前4時前(ドル円が103.20タッチと同じタイミング)に付けて141.55で越週しています。

104円台が重たかった印象であり、指標発表後しばらくして上値が重たくなった時、午後10時前に103.75近辺の時に「上値が重たくなっており下がりそうな雰囲気が非常に強くサポートの103.50が割れたら103.15-20ぐらいまで下がりそうだが、103.15-20近辺が底になる(サポートになる)」という趣旨の発言をライブ番組内でしましたが、103.20安値は偶然ピタリ賞。ただし戻りがあまりに重たく自分が考えていた103.50ぐらいまで戻して引けるイメージよりはずっと重たい印象。

日足の雲上限は103.097。103.009に90日移動平均線があり、割れても102円台後半から102.50にかけては買い遅れた輸入・機関投資家などのドル買いが控えていて底固いと思います。ただし上値も104円台が重く105円は近そうで遠いイメージ。
まだしばらくは102.50-104.50レンジで推移しそうな感じに見えています。

本日は103円台前半の底固さ(実需、資本)を確認するような展開となるとイメージします。
よほど突発的な買い戻しが入らなければ103.55-60は戻りが止められるポイントと認識します。
本来のNPFの数字自体、それほどドルを売り込まなくてはならない数字ではないと考えられ、前月分の上方修正もあり、失業率も0.1%のブレは誤差の範囲内。
朝一番は方向性がはっきりせずしばらく模様眺めですが103.55-60にかけて動きを見ながら戻り売り目線で入りつつ、103.100以下103円にかけて買い戻しを考えるような売り先行のイメージで入ってみる予定です。103.70越えたら損切りですね。
今週もよろしくお願いします。

2014年4月7日 短期売買方針

ドル円 売り
ドル円は103.490、103.590で売りから。
ストップは103.720に置きながら、103.100、103.000で買い戻しを考えるような売り先行の回転をイメージします。
レンジ 102.900(103.050)–103.550(103.650) 
作成時 103.383-387 8:37AM

ユーロドル 売り
ユーロドルは1.37150、1.37250で売りから参入する方針。
ストップは1.37520に置きながら、1.3672金曜日の安値を割れた1.36650、1.36550で利食いする方針。
レンジ 1.36550(1.36650)–(1.37150)1.37350 
作成時 1.37030-037 8:48AM

ユーロ円 売り
ユーロ円は141.750、141.850で売りから参入する方針。
ストップは142.100に置きながら、141.200以下、141.100で利食いするような回転をイメージしました。
レンジ 141.100(141.200)–(141.750)141.900 
作成時 141.491-500 9:13AM

ポンド 売り
ポンド円は171.550、171.700で売りから参入する。
ストップは171.900に置きながら、171.000、170.850で買い戻しするような売り先行の回転をイメージしました。
レンジ 170.850(171.000)–(171.550)171.700 
作成時 171.093-107 9:56AM

対ドルは1.65900、1.66050で売りから参入。
ストップは1.66200に置きながら、1.65550、1.65450で利食いするような回転をイメージしています。
 レンジ 1.65400(1.65550)–(1.65900)1.66100 
作成時 1.65730-743 9:21AM

豪ドル 買い
豪ドル円は95.650、95.500で買いから。
ストップを95.300に置きながら、96.250、96.350で
利食いするような回転をイメージしています。
レンジ 95.450(95.650)–(96.250)96.350 
作成時 95.879-891 10:01AM

対ドルは0.92750、0.92600で買いから参入する方針。
ストップは0.92350で置きながら、0.93100、0.93250で利食いするような回転をイメージします。
レンジ 0.92500(0.92700)–(0.93100)0.93250 
作成時 0.92896-909 9:33AM

ニュージードル買い
ニュージー円は88.600、88.500で買いから。
ストップは88.300に置きながら、89.150、89.250で利食いするような買いの回転を考えました。
レンジ 88.450(88.600)–(89.150)89.250 
作成時 88.907-924 10:05AM

対ドルは0.8580、0.85750で買いから参入。
ストップは0.85450に置きながら、0.86400、
0.86500で利食いするような回転をイメージしました。
レンジ 0.85700(0.85850)–(0.86400)0.86500 
作成時 0.86046-064 9:42AM


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小林 芳彦|JFX株式会社代表取締役

小林 芳彦

慶応義塾大学商学部卒、協和銀行入行し本店資金為替部調査役へ。 クレディスイスやバンク・オブ・アメリカで要職に就き、当局を含め、数十社の法人顧客を担当。「ユーロマネー誌(日本語版)」顧客投票「日本のディーラー・ベストセールス部門」を6年連続第1位、過去7回受賞。「短期為替予測部門」を5年連続第1位受賞。現JFX株式会社代表取締役