マーケット

日本円通貨先物

【著者】


データ:ジェネシス社 日本円通貨先物、シーズナル

今年は例年よりも1ヶ月ほど早く円安になっているようです。シーズナルパターンをみる限り、ここから年末に向けて円安・ドル高基調に進むようです。
問題は、これまでのサポートを割って、更なる円安になるのかでしょう。
その前に、COTレポートをチェックしてみます。


データ:freecotdata.com 日本円通貨先物のCOTレポート

依然、実需筋であるコマーシャルズが日本円の買いヘッジを進めています。それでも、過去三年間のデータをみる限り、まだまだ大口投資家のファンド筋が円売りを強める余地が残っています。両者のポジションが思ってるほど傾いていません。


データ:ジェネシス社 日本円通貨先物、OBV

今回、一番気になっているのはOBVです。全く上げることなく最安値を更新しています。かなり出来高を伴って円売りが加速しているので、0.8800と言うサポートを割って更に円安が加速すると思います。
ドル円FXだと、114円を超えて118円に向けてドル買い・円売りになると思います。
その背景には日米の金利差の拡大があります。ここで、米株式市場にブレーキが掛かったところで日本円は米国債先物との相関が強く、金利引き上げが見込まれている限り円安と見るのが自然でしょう。

成田博之 | SEAHAWK PTE LTD 最高経営責任者

成田 博之

ノースカロライナ大学ウィルミントン校卒業 シンガポールの銀行で約10年間、金融商品のディーリングをした後、日経 225先物・為替を中心に自己資本を運用するプライベート・トレーダーとしてオーストラリアに移住 ヘッジファンドの運用にも携わり、帰国後はFX業者でディーリング部長やコンサルティング業務に従事。 ウエストビレッジインベストメントに企画・開発部門担当として参加。SEAHAWK PTE LTD 最高経営責任者