注目!6月雇用統計アノマリー!

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FXマーケット情報|2014/06/06

大荒れのECB理事会で疲れ切った為替市場ですが、雇用統計は予定通りやってきます。

前回は、非農業部門雇用者数が28.8万人。失業率が6.3%と非常に良い結果となりましたが、事前に好結果が予想されていたことと、労働参加率の悪化から瞬間的に103円を付けた後はものの見事に売られる結果となりました。

さて、今回の雇用統計ですが、非農業部門雇用者数の予想は21.5万人と先月の予想値とほぼ同じです。
発表前のレートも102円台前半と同じで、いかに今年のドル円が動いていないかが分かります。

ここでおもしろいデータを紹介しましょう。

実は6月の雇用統計は、円安に振れるキッカケとなることが多々あります。
雇用統計で上昇、売られた後に上昇した場合を円安に振れたとすると、過去9年間では7回も上昇しています。
上昇率なんと77.7%の高確率です。

こうなる理由の1つとしては、「Sell in May」で売られた5月の売り疲れから、雇用統計をキッカケに底を打ち反転上昇しているのではないかと考えられます。

記憶に新しい昨年の6月は、まさに上記の理由に当てはまります。
5.23ショックの後、ドル円は100円を割り込み、95円半ばで推移していました。
雇用統計の結果はややポジティブな内容でしたが、どうしても売りたい市場参加者が多く、上昇したところは叩き売り状態。
5分後には94円台に突入したのですが、そこでボトムアウト。
2時間後には97.78円まで底から約3円も上昇するという大相場となりました。

2013.6(雇用統計)

2012年の6月雇用統計も印象深く残っています。
この年は、バレンタイン緩和でドル円が84円台まで上昇した後、やはり売り込まれていた状況でした。

そんな中、雇用統計の結果は予想15.0万人のところ、6.9万人という衝撃的に悪い結果となりました。
しかしながら、ドル円は50銭程度しか下落せず、2度にわたる米系ファンドの仕掛け的な買い上げもあり、ドル円は底を打ち、一時1円以上の切り返しをみせました。

2012.6(雇用統計)

2011年6月の雇用統計も、やはりネガティブサプライズとなったものの切り返しをみせ、行って来いとなっています。

2011.6(雇用統計)

今年は5月にドル円は確かに売られたものの、せいぜい2円程度の下落となっています。
上記の例よりはインパクトは小さいものの、この6月雇用統計アノマリーが今年も起こるのか非常に楽しみなところですね!

米国雇用統計の過去のチャートはコチラ!
http://fx.minkabu.jp/indicators/01035/USDJPY/chart

FX投資初心者のための米国雇用統計
https://fx.minkabu.jp/hikaku/fxbeginner/u-s-employment-statistics-fx-investment-beginner/

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川島寛貴|みんなの外為スタッフ

初心者目線を忘れない「サラリーマントレーダー」 川島寛貴|みんなの外為スタッフ

みんなの株式の立ち上げ当初からプロデューサーとしてアライアンス業務を推進。みんなの外為、みんなの米国株、みんなのコモディティなど兄弟サイトの立ち上げも担当。通称「為替王子」