【ロンドン市場】米雇用統計控えて円売り一服、欧州株や米株先物は反発も

4日のロンドン市場は、円売りが一服している。欧州株や米株先物が上昇、米債利回り上昇、原油先物上昇などリスク回避の動きはひとまず一巡している。米中貿易協議が次官級で行われるとの報道や、中国人民銀が銀行の預金準備率を引き下げたことなどが好材料。ただ、ドル円はクロス円は米雇用統計発表やパウエルFRB議長の会見などを控えてやや調整圧力がみられている。ドル円は108円、ユーロ円は123円を割り込む場面があった。一方で、豪ドルやポンドは比較的堅調。英非製造業PMIがが強い結果だったことやメイ首相とユンケル欧州委員長が会談するとの報道などがポンド買いを誘ったもよう。豪ドルは中国関連の警戒感が緩んだことが下支え。

ドル円は108円ちょうど近辺での取引。東京市場では神経質に振幅するなかで一時108.45レベルの高値をつけたが、ロンドン早朝には上値が重くなった。欧州株や米株先物が堅調に推移する一方で、ドル円は一時107.80台まで沈む場面があった。その後は108円ちょうど近辺での取引に落ち着いて米雇用統計待ちとなっている。

ユーロドルは1.14台前半での取引。ロンドン序盤に1.1380台から一時1.1419レベルまで買われた。その後は1.14ちょうど付近での揉み合いが続いている。ユーロ円はドル円とともに上値が重くなり一時123円割れ。ただ、その後は123円台前半での揉み合いに落ち着いている。この日発表された独仏とユーロ圏の12月非製造業PMI確報値は、いずれも下方改定された。ユーロ圏消費者物価指数速報値が前年比+1.6%に鈍化した。ポンド買い・ユーロ売りのフローが入ったこともあってユーロ相場は伸びを欠いている。

ポンドドルは1.26台後半での取引。東京市場では1.26台前半での揉み合い相場が続いたが、ロンドン序盤には買いが再燃して1.2695レベルまで高値を伸ばした。ポンド円は序盤に136.30近辺まで反落したが、12月の英非製造業PMIがユーロ圏とは対照的に強い結果だったことで一時137.16レベルまで高値を伸ばした。ユーロポンドは一時0.90台を割り込んだ。EU報道官によると、メイ英首相とユンケル欧州委員長が現地時間午後に会談を行うと発表した。足元では、様子見ムードでポンド買いは一服している。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

松木秀明 | minkabu PRESS編集部

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