【ロンドン市場】ドル安の流れに調整入るも、ドル円は108円近辺離れず

10日のロンドン市場は、ドル買いの動きが先行。前日からのドル安の流れに調整が入る格好となっている。欧州、ロンドン市場では目立った材料に欠けており、このあとのNY市場でのパウエルFRB議長など一連の米金融当局者の講演・発言内容を見極めたいとのムード。ドル円は108円台前半へと反発したが、欧州株や米株先物の下げが重石となり、108円近辺に押し戻されている。ユーロドルは1.15台前半へと小反落、前日からのドル安の流れは一服。ポンドドルは1.27台後半から前半へとやや下げがきつい。英EU離脱をめぐる不透明感で対円や対ユーロでは本日安値を広げている。

ドル円は108円近辺での取引。東京午後からロンドン早朝には107.77レベルまで一段安となったが、その後は下げ一服。欧州株や米株先物が下落するなかで、一時108.26レベルまで買い戻しが入った。しかし、ドル買いは続かず108円ちょうど近辺へと再び下げてNY市場待ちに。

ユーロドルは1.15台前半での取引。東京昼過ぎにつけた1.1570レベルを高値に、その後は売りに押される展開。ロンドン市場序盤には1.1518レベルまで下押しされ、前日終値を下回った。ユーロ円は124円台後半が重く、下値を試したが、124.50割れ水準ではサポートされている。対ポンドではユーロ買いが優勢。11月のフランス鉱工業生産は予想以上の落ち込みとなっていたが、ドイツやユーロ圏の主要指標は発表されず、ユーロ相場の反応は限定的だった。

ポンドドルは1.27台前半での取引。前日NY市場およびきょうの東京朝方には1.28台に乗せる場面があったが、その後は上値が重くなっている。ロンドン市場では1.27台後半から1.2728レベルまで下落。前日NY市場での上昇を消す動きとなった。ポンド円は神経質な上下動となっているが、売り圧力が優勢。一時138円台を回復も、足元では137.45レベルまで安値を広げている。ユーロポンドは0.90台前半で上下動したあと、0.9050台まで高値を伸ばした。ポンド自体に対する売り圧力が根強い。目立ったニュースはでていないが、来週15日の英議会採決を控えて不透明感が高まっているもよう。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

松木秀明 | minkabu PRESS編集部

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