【ロンドン市場】値動き限定的、NY休場と英修正案提出控えて

21日のロンドン市場は、全般に値動きは限定的だった。このあとのNY市場ではキング牧師記念日のため株式と債券市場が休場となる。また、日本時間22日午前零時半からメイ英首相がEU離脱修正案を発表すると報じられている。東京市場でややドル安に振れたあと、ロンドン市場ではドル買い方向に戻す動きとなっている。中国GDPの伸び鈍化を受けて欧州株が軟調に取引を開始、米株先物も先週末の大幅高からは反落している。一方、NY原油先物は54付近での高止まり。円相場にとっても動きにくい状況となっている。ドル円は109円台後半、ユーロドルは1.13台後半での振幅が続いている。ポンドドルは序盤に1.28台前半に下押しも、中盤にかけては1.28台後半に買い戻し。クロス円は株安の割には円高方向への動きは限定的。

ドル円は109円台後半での取引。ロンドン朝方には109.50台へとじり安の動きだったが、その後は下げ一服。上値は109.70レベルには届かずレンジ取引に。前週末のNY市場からは次第に値幅が収束してきている。110円の大台を目前に足踏み状態になっている。米中貿易協議関連の情報待ちに。

ユーロドルは1.13台後半での取引。ロンドン早朝には1.1391レベルまで高値を伸ばす場面があったが、1.14台には届かず。その後は1.1366レベルまで反落した。足元では1.1370近辺と上値が重いものの、レンジ内にとどまる動き。ユーロ円は124円台後半での揉み合い。124.60-80のレンジ取引に終始している。12月のドイツ生産者物価指数は前月比-0.4%、前年比+2.7%といずれも弱含んだ。独連銀月報では、第4四半期の独経済成長は控えめなペースとなろう、自動車生産はすぐに力強さを取り戻すはず、などのコメントがみられた。いずれにも反応薄だった。

ポンドドルは1.28台後半での取引。序盤には1.2831レベルまで下落し、先週末から一段と安値を広げた。しかし、その後は買い戻しが入り、1.2870-80レベルと下に往って来いとなった。ポンド円も140.69レベルまでの下押しの後は、141円台を回復している。ユーロポンドは買いが先行し0.8860近辺まで上昇。その後は0.8830近辺に反落。きょうはメイ英首相が修正案を発表する。一部報道によると日本時間22日午前零時半から。アイルランド国境に対する新提案が期待されているもよう。ただ、時間が無いなかでの発表とあって、事前の根回しなど準備不足は否めないだろう。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

松木秀明 | minkabu PRESS編集部

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