【ロンドン市場】ポンドに調整売り、あすのプランB採決を控えて

28日のロンドン市場は、ポンドが軟調。ポンドドルは1.32台を維持できずに1.31台前半へ、ポンド円は144円台半ばが重く、144円台割れへと軟化している。週末にメイ英首相が合意なき離脱を回避する方針と一部報道で伝えられたが、ポンド買いの動きは限定的。対ドル、対円のみならず対ユーロでもポンドは軟調。あすには英議会でのEU離脱代替案(プランB)の採決が予定されており、事前に調整売りが入っているもよう。その他主要通貨は先週末のドル安水準から小幅の調整の動き。ややドルに買い戻しが入る程度。欧州株や米株先物は軟調、NY原油先物も下げているが、それほどリスク回避的な動きはみられていない。ドル円は109円台前半から半ばへと下げ渋り。クロス円はまちまちの動き。

ドル円は109円台半ばでの取引。前週末は109円台後半から前半へと下押しされる流れだった。東京早朝につけた109.60レベル高値に、安値は東京仲値公示直前につけた109.27レベル。その後の戻り高値はロンドン中盤の109.50近辺。ただ、欧州株や米株先物が軟調に推移するなかで、積極的にドル円を買うムードでもなく、売買は交錯している。前週末終値109.55レベルへと戻す程度の値動きにとどまっている。

ユーロドルは1.14ちょうど近辺での取引。ロンドン序盤、ユーロドルは方向性に欠ける値動き。東京午後には1.1426レベルと前週末からの高値を上回る水準まで上昇。しかし、その後は売りが優勢となり、ロンドン朝方には1.1390レベルまで下押しされた。足元では、再び1.14台に乗せてきている。また、あすの英議会でのEU離脱代替案(プランB)採決 を控えて、ポンド売り・ユーロ買いのフローが入っており、ユーロ自体の方向性を分かりにくくさせているようだ。ユーロ円は序盤に124.60レベルまで下押しされたが、その後は125円ちょうど付近まで反発。東京市場からは下に往って来いの値動き。

ポンドドルは1.31台半ばでの取引。前週末には1.32台乗せとなったが、週明けは上値が重い。ロンドン市場では1.31台後半から一時1.3142レベルまで下値を広げた。ポンド円は神経質に上下動も売りが優勢。序盤に143.83レベルの安値をつけたあと、一時144.30台まで反発も、再び144円ちょうど付近へと軟化している。あすの英議会でのEU離脱代替案(プランB)の採決を控えて、先週来のポンド高の動きに調整の動きが入っているもよう。週末にメイ英首相が合意なき離脱を回避する方針と一部報道で伝えられたが、ポンド買いの動きは限定的だった。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

松木秀明 | minkabu PRESS編集部

松木秀明 | minkabu PRESS編集部

minkabuPRESS編集部所属