【ロンドン市場】ドル買い継続、先週末の強い米雇用統計などの影響残る

4日のロンドン市場は、ドル買いが優勢。先週末に発表された米雇用統計や米ISM指数が強い結果だったことを受けて、米債利回りの上昇とともにドル買いの動きが広がった。週明けも一段とドルが買われる場面があり、流れは継続している。取引中盤にはやや値動きは一服しているが、調整の動きは浅い。ドル円は110円手前へと上昇し、高止まり。ユーロドルは1.14台前半へと下押しされたあとは、1.14台半ばでの揉み合い。ポンドドルはロンドン朝方に1.31台手前へと買われたが、その後は一時1.3050割れとなるなど上値は重い。豪ドル/ドルは0.72台前半と本日安値付近に張り付いている。ユーロ圏生産者物価は伸びが予想以上に鈍化、英建設業PMIも予想以上に低下していた。欧州通貨売り圧力がドル高の動きに加わった面も。

ドル円は109円台後半での取引。東京市場からじり高の動きが続いており、ロンドン市場では高値を109.92レベルまで伸ばした。その後は109.85-90レベルに高止まり。NY市場待ちになっている。110円ちょうど近辺にNYカットのオプション期限設定が観測されており、一段の値動きを抑制する面があったようだ。欧州株は小安いものの、米債利回りがしっかりとしており、ドル高の動きが優勢。

ユーロドルは1.14台半ばでの取引。ロンドン序盤に安値を1.1438レベルまで広げたあとは、売り一服。ただ、戻りは1.1450近辺までと限定的。週末にイタリア中銀のビスコ総裁が同国の成長下振れリスクを指摘したことで、イタリア債利回りが上昇。また、この日発表された12月ユーロ圏生産者物価指数は前月比-0.8%、前年比+3.0%と予想および前回値を下回った。ユーロ円はドル円とともに買われ、125.60近辺から125.88レベルまで一段高も足元では高止まり状態になっている。

ポンドドルは1.30台後半での取引。序盤に1.3096レベルまで買われたあとは1.3044レベルまで下落した。対ユーロでのポンド買いが先行したあとは、1月の英建設業PMIの発表を控えて売りに転じた。結果は50.6と予想や前回値を下回り、10か月ぶりの低水準となった。ポンド円は朝方に143.87近辺に高値を伸ばしたが、その後は143.50割れ水準まで反落。ただ、東京市場からのポンド高水準は維持している。ユーロポンドは0.8740近辺まで下押しされたあと、0.8770近辺まで反発。その後はレンジ内で推移している。EU離脱関連の新たな話題はでていない。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

松木秀明 | minkabu PRESS編集部

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