【ロンドン市場】ドル高方向に調整、ドル円は110円台後半

13日のロンドン市場は、ドル高方向に調整が入っている。ユーロドルは1.13台前半、ポンドドルは1.29台割れと上値重く推移。豪ドル/ドルも小反落。いずれも前日からの上昇に利益確定売りが入る格好となっている。ドル円は序盤に110.77レベルと高値を更新したあとは、上昇一服。ただ、下押しは浅く、110円台後半で高止まり。米中貿易協議への期待や、米予算合意への動きを受けて前日は米株が大幅高となった。東京、アジア市場でも株が大幅高。続く欧州株も買いが先行したが、足元では上げ幅を縮小。リスク選好の動きはやや一服している。ユーロ円は125円台前半、ポンド円は142円台後半で小反落。この日発表された英消費者物価指数やユーロ圏鉱工業生産が予想を下回ったことがポンドやユーロへの売り圧力となったが、発表直後の反応は限定的だった。

ドル円は110円台後半での取引。前日の米株の大幅高を受けて、きょうもアジア株や日本株が買われた。欧州株も買いが先行して取引を開始した。ドル円は110.77レベルまで高値を広げた。ただ、欧州株や米株先物の上げ幅縮小とともに、ドル円も上昇一服。110.60-70レベルに高止まりしている。

ユーロドルは1.13台前半での取引。東京市場で1.1342レベルの高値をつけたあとはロンドン序盤は売りが先行。前日NY市場での上昇に調整が入った。1.13台前半での取引にとどまっており、下押しは1.1310台までと比較的小動き。ユーロ円も上値が重い。125.40-50レベルから125.20近辺へと小反落している。この日発表された12月ユーロ圏鉱工業生産が前月比、前年比ともに2か月連続のマイナスとさえない結果だった。欧州株が寄り付き時の上げ幅を縮小していることも調整の動きを誘った。スペイン議会は、2019年予算案を否決、との報道もユーロ相場には悪材料に。

ポンドドルは1.28台後半での取引。ロンドン早朝には一時1.2923レベルまで高値を伸ばしたが、その後は売りに転じた。1.29台を割り込むと1.2874レベルまで下押しされた。ポンド円はロンドン早朝につけた142.96レベルを高値にその後は142.50近辺まで下押しされた。東京市場でも上昇をほぼ解消している。この日は一連の1月英物価統計が発表されたが、ポンドには事前に売りが入った。消費者物価指数は前年比+1.8%と予想を下回り、2年ぶりの低水準となった。また、EUは英国から離脱時期の延長についての要請は受けていない、と報じられた。

スウェーデン中銀は事前予想通り政策金利を-0.25%で据え置いた。今後の成長見通しを下方修正する一方で、インフレ見通しは引き上げた。また、為替介入を政策使命から削除、今年下半期には利上げを行うことも示唆している。発表前にややクローナ売りが優勢だったが、発表後には買いに転じている。ユーロ/クローナは一時10.44台まで下落した。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

松木秀明 | minkabu PRESS編集部

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