【ロンドン市場】ポンド売り主導、ドル高・円高が優勢に

14日のロンドン市場は、ポンド売り主導でドル高・円高の動き。東京市場でのリスク選好ムードからは一変している。きょうはEU離脱修正案をめぐり英議会で採決が行われる予定。メイ政権は合意なき離脱を回避したい方針。しかし、EU離脱強硬派からの抵抗は強そうだ。フォックス英国際貿易相は、合意なき離脱は貿易に混乱を生じさせると警告。ブリハ英MPC委員は合意なき離脱の場合は利上げよりは利下げの可能性が高く、政策金利を据え置いて様子を見る可能性との姿勢を示していた。ポンドドルは一時1.28台割れ、ポンド円は142円台前半へと下落。ユーロ豪ドルなども対ドル、対円で上値を抑えられた。そのなかで、ドル円は111円近辺での揉み合いが続いている。NY市場での米小売売上高生産者物価指数などの結果待ちに。

ドル円は111円近辺での取引。ロンドン序盤に111.10台まで買われたが、東京高値111.13レベルには届かなかった。一方、下押しも110.96レベルまでと限定的な値動きだった。NY市場での米小売売上高、生産者物価指数などの結果待ちに。

ユーロドルは1.12台後半での取引。ロンドン朝方に1.1295レベルまで買われた後は、ポンドドルの下げとともに1.1250レベルまで下落した。東京早朝の安値に並んだが、下抜けには至らずレンジ相場となっている。ユーロ円はロンドン朝方に125.46レベルまで買われた後は、一時125円割れまで反落。その後は下げ一服。注目のドイツ第4四半期GDP速報値は前期比変わらずと、リセッションは回避。ただ、事前予想は下回り、成長の勢いはみられず。

ポンドドルは1.28近辺での取引。ロンドン朝方に1.2878レベルまでじり高となったが、ロンドン勢は売りで参入し、1.28台前半へと下落。その後の下げ渋りは限定的で、取引中盤には1.2799レベルまで下値を広げた。ポンド円はロンドン朝方に143.03レベルの高値をつけたあとは、売りに転じた。取引中盤には142.15レベルまで安値を広げている。今日は英議会でEU離脱修正案の採決が行われる。政権側からは合意なき離脱の方針が示されている。しかし、離脱強硬派の反対も強く難航しそうだ。フォクス英国際貿易相が、合意なき離脱は貿易に混乱生じさせる、と警告した。また、ブリハ英中銀金融政策委員は、合意なき離脱の場合は利上げよりは利下げの可能性が高く、政策金利を据え置いて様子を見る可能性との姿勢を示していた。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

松木秀明 | minkabu PRESS編集部

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