【ロンドン市場】米FOMC控えて小動きも、やや調整の動き入る

20日のロンドン市場は、小動き。米FOMCの結果発表を控えて様子見ムードが漂っている。そのなかで、個別通貨ではイベント前のポジション調整の動きも散見される。東京午前に下落した豪ドルには買戻しが入っている。ポンドはメイ英首相が長期の離脱延長を求めないとの報道に売りが先行も、その後は値動き一服。英消費者物価指数は前年比+1.9%と引き続き2%を下回った。ユーロはポンドに連れた動きがみられたが、狭いレンジにとどまっている。ユーロ圏生産者物価指数は弱含んだが反応薄だった。ドル円は111円台半ばでやや上値が重い。東京午前に仲値関連で買われたが、その後は上値が抑えられている。黒田日銀総裁のハト派発言や政府月例経済報告での総括判断引き下げには目立った反応はみられなかった。

ドル円は111円台半ばでの取引。111.50-60レベルでの静かな取引が続いている。国会で黒田日銀総裁が、状況次第では追加緩和も検討、日銀はハト派だなどと発言したり、内閣府の月例経済報告で総括判断が引き下げられたりしたが、ドル円相場は特段の反応を示していない。欧州株の上値が重いことで、ややドル円の上値を抑えらえている程度。東京市場午前には111.30近辺から111.69レベルまで上昇したが、ゴトウビ関連の本邦輸入企業の実需取引との観測だった。ロンドン勢は米FOMCを控えて、様子見となっている。

ユーロドルは1.13台半ばでの取引。序盤にはポンドドルとともに下押しされ、安値を1.1336レベルに広げたが、その後は1.1355近辺まで反発した。対ポンドではやや買われているが、ユーロポンドは0.85台後半での小幅に動き。ユーロ円は126.50-70のレンジ内で終始揉み合っている。欧州株では独DAX指数が大幅安だが、バイエルの大幅安が背景と、特殊要因にとどまっている。

ポンドドルは1.32台前半での取引。この日もEU離脱関連のニュースで動いた。英首相報道官が、メイ英首相は長期の離脱延長を求めないとしたことがポンド売りを誘った。ポンドドルは1.3250割れから1.3212レベルまで下押しされた。この日発表された2月の英消費者物価指数は前年比+1.9%と予想をやや上回ったが、引き続き2%を下回った。取引中盤にかけてはポンド売りは一服も、上値は重い。ポンド円は147円台から147.43レベルまで下落。その後一時147.70台まで戻すもすぐに売りに押されている。前日よりは比較的小動きではあるが、神経質な状況は続いている。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

松木秀明 | minkabu PRESS編集部

松木秀明 | minkabu PRESS編集部

minkabuPRESS編集部所属