【ロンドン市場】ドル円、クロス円が反発、リスク回避の動き一服

25日のロンドン市場は、ドル円クロス円が反発している。欧州株は売りが先行したが、足元では独DAX指数や伊MIB指数がプラスに転じている。米10年債利回りは2.47%近辺へと上昇。いずれも前週末からのリスク回避動向は一服している。この日発表されたドイツIfo景況感指数が予想を上回ったことがきっかけとなっていた。ただ、ポンド相場はメイ英首相の去就も含めて不透明感が続いており、上値は重い。ドル円は110円台を回復。ユーロ円124円台後半に上昇、ユーロドル1.13台乗せ。一方、ポンドドルは1.32台、ポンド円は145円台後半では上値を抑えられている。

ドル円は110円台前半での取引。東京午前には一時109.71レベルと先週末安値を広げる場面があったが、その後は下げ渋り。ロンドン市場では欧州株が売り先行となったが、次第に下げを消している。米10年債利回りは2.44%近辺から2.47%近辺へと上昇。全般にリスク回避の動きは一服している。ドル円は110円台を回復すると高値を110.24レベルまで伸ばした。

ユーロドルは1.13台前半での取引。東京市場では1.1290-1.1300レベルでの揉み合いが続いたが、ロンドン朝方にはユーロ円とともに上昇。欧州株の下げ渋りが下支えとなったほか、3月ドイツIfo景況感指数が99.6と事前予想98.5を上回り、7か月ぶりの改善となったことが好感された。ユーロドルは1.1325レベルまで上昇。ユーロ円は124円台前半から後半へと買われて、高値を124.82レベルに更新した。

ポンドドルは1.31台後半での取引。序盤に1.3160レベルまで下押し、その後の反発は1.3230レベルまで。週末に英国では100万人規模のEU離脱反対デモが行われた。メイ英首相は、保守党の離脱強硬派が自身の案に賛成するなら、辞任も辞さないと報じられた。EU離脱をめぐる英政府の動きにはまだまだ不透明感が付きまとっている。リスク回避一服も、ポンド買いの動きは限定的。ポンド円は144円台後半から145円台後半へと上昇したあとは、再び145円台前半まで反落。上値の重さが印象付けられる値動きになっている。対ユーロでもポンド売りが優勢。きょうも英政府で閣議が行わている。何が出てくるのかわからない状況。ポンド相場も神経質に。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

松木秀明 | minkabu PRESS編集部

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