【ロンドン市場】円売り優勢、欧州株堅調でムード緩和

26日のロンドン市場は、円売りが優勢。欧州株が持ち直し、NY原油先物も59ドル台半ばへと上昇。米10年債利回りは2.44%台に上昇。全般にリスク警戒感が後退している。欧州と中国の首脳会談が行われており、中国は大量のエアバス購入を約束した。欧州株式市場の上昇には、エアバス株の上昇も寄与したもよう。EU離脱をめぐる動きは引き続き混とんとしており、何も決まってはいない。ただ、保守党の離脱強硬派のなかには、まったく離脱しないよりはメイ首相案の方がましだとのムードが醸成されつつあるとの報道があった。ドル円は前日高値を上回ると、110.43レベルに高値を更新。ユーロ円は124円台半ばから125.01レベルへ、豪ドル円は78.40-50レベルから78.78レベルまで買われた。ポンド円は売買が交錯する神経質な値動きとなっているが、足元では高値を146.26レベルに広げている。

ドル円は110円台前半での取引。欧州株が買われるなかで、前日高値110.24レベルを上回ると買いに動意付き110.43レベルに高値を伸ばした。クロス円の上昇も伴っており、円売り主導の展開となっている。

ユーロドルは1.13台前半での取引。序盤は売りに押されて1.1303レベルまで下落。その後はユーロ円の上昇とともに1.1326レベルに高値を伸ばした。ユーロ円は124.50付近での揉み合いから上抜けると高値を125.01レベルに伸ばした。欧州株高やNY原油先物上昇などリスク警戒感の後退が背景。ただ、値幅自体は限定的。独GfK消費者信頼感が悪化する一方、仏GDP確報値は前年比および2018年通年の伸びが小幅に上方改定された。

ポンドドルは1.32台前半での取引。神経質な上下動が続いており、1.32ちょうどを挟んだ取引のなかで序盤には安値を1.3158レベルまで広げた。その後は上昇に転じると高値を1.3251レベルに伸ばした。上下100ポイント近い乱高下。ポンド円はロンドン朝方の下げでは145円ちょうど近辺でサポートされ、その後は買い優勢に。145円台半ばを上抜けると高値を146.26レベルまで伸ばした。対ユーロでも売り優勢から買い優勢に転換。EU離脱をめぐる動きは引き続き混とんとしており、何も決まってはいない。ただ、リースモグ議員など保守党の離脱強硬派のなかには、まったく離脱しないよりはメイ首相案の方がましだとのムードが醸成されつつあるとの報道があった。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

松木秀明 | minkabu PRESS編集部

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