【ロンドン市場】円安は一服、英指標強くポンド高が残る

1日のロンドン市場は、円安の動きが一服。ロンドン序盤は欧州株の上昇とともにクロス円主導で円安の動きが進んだ。一方、ドル円は111円台では売り圧力が優勢となり、111円割れとなる場面も。この日発表されたドイツ、フランス、ユーロ圏の製造業PMI確報値がいずれも速報値から下方修正されたことをきっかけに、ユーロ買いは一服。125円手前まで買われたユーロ円は124.60台へと反落。ユーロドルは1.1250レベルまで買われたあとは1.1230近辺へと反落。一方、ポンドは堅調。欧州とは対照的に英製造業PMIが強い結果となり、対ユーロでのポンド買いなどが持ち込まれている。ポンド相場はじり高の動きが継続。ポンドドルは1.31台乗せ、ポンド円は145円台半ばへと高値を伸ばしている。きょうは再び英議会で代替案の投票が行われる見込み。有力な案がないだけに、まとまる可能性は低そうだ。

ドル円は111円ちょうど付近での取引。東京市場では日本株や中国株の上昇とともに買われ111.18レベルの高値をつけた。その後は111円台前半で売買が交錯。ロンドン市場では上値が重い値動きで、一時111円割れとなる場面も。欧州株は堅調に取引を開始したが、ドル円は買い一服となっている。

ユーロドルは1.12台前半での取引。ロンドン序盤はリスク選好的なドル売りの動きが優勢で、ユーロドルは1.1250レベルまで高値を伸ばした。ただ、ドイツ、フランス、ユーロ圏の3月製造業PMI確報値がいずれも下方修正されたことをきっかけに、ユーロ売りに転じた。ユーロドルは1.1230近辺へと反落。ユーロ円も序盤はリスク選好ムードに乗って高値を124.95レベルまで伸ばした。しかし、125円の大台には乗せられず反落。ユーロドルとともに124.60近辺まで下押しされている。対ポンドでの売り圧力もユーロの上昇を抑制した。

ポンドドルは1.31ちょうど付近での取引。東京市場からのジリ高の動きが継続。ロンドン朝方には1.30台前半から後半へと上昇。この日発表された3月英製造業PMIが予想を上回ると対ユーロでの買いが加わり一段高。高値を1.3108レベルに更新している。ポンド円も145円台乗せから一段高となり、高値を145.48レベルに伸ばしている。ユーロポンドは0.86台を割り込み、0.8560台へと下落している。このあと、再び英議会で代替案の投票が行われる見込み。事前報道では特段の有力な案についての情報はなく、きょうもまとまる可能性は低そうだ。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

松木秀明 | minkabu PRESS編集部

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