【ロンドン市場】リスク選好ムードが継続、欧州株も上昇

3日のロンドン市場は、円安の動きが先行。東京市場では英紙が米中通商協議での進展が報じられたことで、株高や米債利回り上昇などとともにリスク選好の円売りが広がった。欧州株も堅調に取引を開始した。加えて、欧州各国やユーロ圏全体の非製造業PMIが改善したことも好材料だった。ドル円高値を111.58レベルに伸ばした。クロス円も堅調。ユーロ円は125円台前半、豪ドル円は79円台前半で高値を更新。ポンド円は一時147円台に乗せた。英国ではメイ英首相が短期間の離脱期限再延長を求めると報じられており、ポンド買いにつながった面があった。しかし、欧州とは対照的に英非製造業PMIが2016年7月以来の50割れに落ち込んだことで買いは一服している。独仏株と比較すると英株は伸びを欠いている。ただ、全般的にはリスク選好を維持してNY市場待ちに。

ドル円は111円台半ばでの取引。東京市場では111.50近辺で上値を抑えらえたが、ロンドン市場では再び上値を試している。欧州株の上昇や米債利回りの上昇を支えに高値を111.58レベルまで広げている。その後は買い一服も111.45近辺までと、高止まり状態に。

ユーロドルは1.12台半ばでの取引。1.1220近辺でロンドン市場を迎えた。スペイン、イタリアなどの3月非製造業PMIやフランス、ドイツ、ユーロ圏などの同確報値が改善したことに買いで反応。欧州株の上昇もあって高値を1.1255レベルに更新した。ユーロ円も125円台を維持しながら上値を125.45レベルまで広げた。対ポンドでは売り先行も、英欧のPMIが対照的な結果だったことで買い戻されている。反応薄だったが2月ユーロ圏小売売上高も予想を上回っていた。

ポンドドルは1.31台後半での取引。リスク選好ムードに加えて、メイ英首相が短期の離脱再延長を要求するとの一部報道がポンド買いを誘った。序盤の取引で高値を1.3196レベルまで広げた。ただ、1.32台に乗せる勢いはなくその後は1.31台前半まで反落する場面があった。欧州とは対照的に3月の英非製造業PMIが英国民投票後の2016年7月以来の50割れとなったことが売りを誘った。足元では1.31台後半と前日からの高値圏でもみ合っている。ポンド円は146円台前半から147.20近辺まで買われた。その後は146円台後半に反落も、下値も堅く推移している。ユーロポンドは朝方に0.85台割れ目前まで下落したが、その後は0.8540近辺に反発。ロンドン午前は下に往って来いだった。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

松木秀明 | minkabu PRESS編集部

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